地価公示 住宅地・商業地とも下落 新光の1地点が上昇!


 国土交通省は、3月18日(火)、2014(平成26)年1月1日時点の全国の地価公示を公表した。
 地価公示は、国土交通省土地鑑定委員会が、地価公示法に基づき、毎年1月1日の都市計画区域等の標準地を選定して、『正常な価格』を判定し公示する。「一般の土地の取引価格に対して指標を与えるとともに、公共事業用地の取得価格の算定等の規準とされ、適正な地価の形成に寄与すること」を目的としている。
 地価公示による小樽市の地価は、一貫して下落傾向にあるが、今年は、住宅地・商業地とも下落幅が縮小し、住宅地の新光3-14-11の1地点だけが、18年ぶりに上昇に転じた。
 商業地のトップとなったのは、昨年標準地となっ入船1-1-2のメルヘン交差点に面する地点で、昨年と同じ170,000円/㎡だった。
 住宅地では、花園2-10-23の地点がトップで34,000円/㎡、昨年は34,500円/㎡。
 住宅地の下落は19年連続、商業地は23年連続となった。人口減少と少子高齢化の小樽は、依然として地価の下落に歯止めのかからない状態が続いていが、新光の1地点が上昇に転じたことが、来年度に他にどう波及するかに注目が集まることになる。
 国土交通省地価公示:小樽市
 平成26年地価公示
 平成26年地価公示結果の概要
 報道発表資料 平成26年地価公示について
 標準地・基準地検索システム(都道府県)
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