"みんなで子育ておたるフェスタ"開催 各ブース賑わう!


otarufesta1.jpg 2014おたるフェスタ実行委員会(吉岡大策代表)は、3月30日(日)10:30から、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバーで、「みんなで子育ておたるフェスタ」を開催した。
 手作りマーケット、子ども向けクラフト体験、リラクゼーション、占いなどの約40以上のブースが会場に集結し、沢山の親子連れが来場し、各ブースをはしごして楽しんだ。
 同フェスタは、笑顔あふれる子育てにやさしい町になることを願い、世代や異業種が交流しながら、楽しい集いの場を創ることを目的として、市内の有志が集まり、3年前から年1回開いている。最初はロース幼稚園で開かれ、ウイングベイ開催となってから3回目となる。前回は400人以上が来場している。
 子どものクラフト体験やキッズサッカー、おばけ屋敷、大人にはリラクレーションや占い、手作りマーケットなどが出店し、手頃な価格に設定されている。
 今回、初企画として、子育て中の母親や父親を対象に、ためになる子育て講座4種類を無料で開催した。また、おたるフェスタ大抽選会も開かれた。1枚200円の抽選券を購入し、11:45と14:30の2回、ステージ上で、市内協賛店による約20万円相当の豪華賞品が当たる大抽選会が行われた。
 11:45の抽選会では、多くの来場者が参加し歓声を上げていた。抽選券の収益金の一部を、絵本や児童書に替えて、市立小樽図書館に寄贈を予定している。
otarufesta2.jpg アーティストコーナーでは、アートや似顔絵を描くブースが並び、パステルなごみアートでは、15cm×15cmの用紙に、画材のパステルを削り、指で好きな絵を描くコーナーを出店。似顔絵コーナーでは、モノクロ10分、カラー15〜20分で自分とそっくりに描いてくれる。担当者は「似顔絵は、世界に1つだけとなり大変喜ばれ、最近求められている」と話した。
 rashisaの庭では、卵の殻に、種まき用の土を入れ、6種類の中から1つハーブを選び、種を入れた。早いものでは、3〜4日で発芽する種まき体験があり、同時に、余市教育福祉村で作ったハーブソルト等の販売も行っていた。
 小樽商科大学生の小樽笑店とおやじの会では、子どもたちを楽しませようと「おばけやしき」を開き、開始から1時間半でのべ70人が怖い体験をした。会場を暗幕で4ヶ所に区切って迷路のようにし、薄暗い状態の中、塗装したマネキンを置いたり、仮面を被って変装したりして怖さを出した。怖くて、泣き出し引き返す子どももいたという。
 子どもたちが元気にボール遊びや鬼ごっこ、まねっこ遊びをして賑わっているのは、「小樽キッズサッカークラブ」のブース。2011年に同クラブを発足し、同フェスタには、3年前から毎年参加している。普段は、桜幼稚園で、3〜8歳を対象に、毎週土曜日の午前中、サッカーを通じた遊びのクラブを開いている。
 大瀧健太代表は、「同クラブは、遊びながら運動をし、植樹やゴミ拾いなどを行い、いろいろな物に興味を持ってもらいたいと開いている」と話した。

 今回初企画の「みみよりな講座」では、11:00から、一般社団法人子育てカウンセラー協会・西條恵里子マスターインストラクターが、子どもや大人の良いところを見つる長所伸展法を紹介。資料に基づいた早見表でグループに分かれ、子どもや夫、妻、上司への接し方のアドバイスを聞いた。講演後は個別診断に応じていた。
 望洋台小学校4年生の中津穂香ちゃんは母親と来場し、「サンキャッチャーの制作体験をした。10分くらいで完成し、部屋に飾ろうと思う。似顔絵を描いてもらい、すごく似ていてびっくりした」と笑顔で話した。
 時間内では回りきれない程のさまざまな体験や出店があり、どのブースも子ども達で賑わっていた。
 おたるフェスタHP