「狸庵のつるし雛」会場いっぱいの雛飾り!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


tanukian1.jpg 「北の雅 おたる雛めぐり」の会場のひとつ、小樽市新光町4にある「狸庵(たぬきあん)」は、市民やリピーターの口コミで人気がある。同雛めぐりに参加して5回目、狸庵独自での開催を含めると12回目となった。
 2月28日(金)〜3月2日(日)10:00から16:00までの3日間の開催で、毎年約200人が訪れ、恵庭や江別、市民やリピーターも多い。中には、若い男性客もいるという。
 会場となる狸庵は、所有者の一條エツ子さんが中心となり、「お針の会」のメンバーらの協力で、開催日前日に展示。市民寄贈の大正・昭和初期、昭和20年代、昭和40年代の7段飾りや、その上の天井からは、静岡県伊豆稲取地方が発祥の地と言われる華やかな「つるし雛」がいくつも吊るされ、所狭しと飾られた大小さまざまな雛人形を楽しむことができる。見事なひな飾りの数々に、訪れた人々は感激していた。
 同会場で注目の的は、7段飾りもさることながら、「狸庵のつるし雛を見てごらん!」と口コミになるほどの天井から吊るされたいくつもある「つるし雛」。同サロンで開かれている「お針の会」のメンバーが手作りしたもので、桃・鳥・猿っ子・俵ねずみ・赤ん坊などを色とりどりの布で作っている。見事なつるし雛の飾りに、来場者は手に取って眺め、「かわいいね」「素晴らしい」と笑顔になった。
tanukian2.jpg 春を彩る椿のタペストリーも、会場を華やかに演出している。今年新たに、7段飾りの寄贈があったり、また、珍しいおぼこ雛の7段飾りは、人形の顔を赤ちゃんが微笑んだように創作する特徴があり、来場者の関心を集めていた。
 手作り雛の販売や、300円で桜餅と甘酒のセット、500円で新倉屋の「雛和菓子」も販売され、雛飾りを楽しみながら味わっていた。
 同会場は、冬期間は閉鎖中だが、4月から12月までは、一條さんの夫の協力を得て、毎週火曜日に市民が集まれるサロンに開放。地域住民の集いの場、情報交換の場として使われている。手仕事が好きな仲間が集まったり、月に1度、落語、腹話術、琴演奏、出前講座、朗読会などのイベントも開催している。
 一條さんは、「皆さんに支えられて今年も開催することができ、多くの人に楽しんでもらい、喜んでいる」と話した。
 市内の女性は、「”狸庵のつるし雛がかわいいとよ”って聞いて、初めて訪れた。素晴らしかった。来て良かった」と大変満足していた。
 関連記事