音楽好きがヲタル座に集結!8組のバンドが熱演


0315musicbox1.jpg 音楽制作会社の「株式会社Stoic’s」(高橋将友代表)が主催する音楽イベント「MUSIC BOX vol.2」が、ウイングベイ小樽(築港11)のヲタル座で、3月15日(土)14:00から開かれた。
 10代の高校生から60代のベテランまで7組のアマチュアバンドが出演し、ゲストに谷藤勝彦氏を迎え、会場に華を添えた。入退場自由でのべ100名が、生バンド演奏を楽しんだ。
 ゲストの谷口氏は、青森県生まれで札幌在住。札幌でヴォイススクールの校長を務める。15歳からバンド活動を開始し、大学生でインディーズCDを制作。キーボード奏者やバンドで活躍中。
 同社は、2013年の夏に設立した会社で、ステージ音響や楽曲制作、ステージの提供などを業務としている。小樽在住の高橋社長は、音楽を通じて沢山の人の心と体を元気にし、みんなで楽しみ、小樽を盛り上げるイベントの開催を目指している。
 出演者は、インディーズ、アマチュアバントなどで、音楽ジャンルや演奏スタイルも問わない。すべての音楽に親しむ者が集えるように、学生や初心者も大歓迎。月1のペースで、ヲタル座での開催を予定している。2月の初回には、小樽在住のシンガーソングライター柿本七恵氏がゲスト出演している。
 今回は、ゲストの他、小樽・札幌のアマチュアバンドが出演し熱演した。その中で、明峰高校軽音楽部が、顧問と部員3名でバンドを結成し出演した。
 顧問の山内智晴教諭(ドラム)と、元部長の佐藤隆平君(3年・ベース)・太田敏生君(2年・ボーカル)・阿部潤弥君 (1年・ギター)の4人が、本番に向けて練習を積み重ね、出演を果たした。
0315musicbox2.jpg 山内教諭は、「高橋さんから出演依頼がきて、軽音楽部が演奏を披露できるのは、年1、2回なので、機会を増やそうと出演した。時間が足りなくて練習不足だった。メンバーの力が出しきれず、今回は前哨戦で、4月の市民会館での演奏に向け頑張りたい。良い経験となり、このような機会を沢山作ってもらいたい」 と話した。
 ベースの佐藤君は、「イベントの参加は初めてで緊張してしまい、失敗したが良い経験となった。4月は、明峰高校OBで出演する」、ボーカルの太田君は、「プレッシャーがあったが、初めてにしては良かったと思う」、ギター担当の阿部君は、「程良い緊張感の中、ライブに出演できて良かった」 と、それぞれに初出演の感想を語った。
 高橋代表は、「気軽に出られるステージで、学生と先生のバンド出演が実現できた。10代から60代と幅広い年代のバンドが出演し、小樽を盛り上げたい。今後も継続的に行いたい。出演者、来場者、主催者がコミュニケーションをとり、より良いステージにし、意義のあるものを開催したい。発表の場を求めていたアマチュアバンドの力となり、若者の手伝いをしていきたい」と話した。
 4月19日(土)・20日(日)には、アマチュアバンドの憧れのステージ、小樽市民会館(花園5)で、初のライブイベントの開催を予定している。「テツandトモ」や地域密着型の結成38年のロックバンド「スターレスNEO」がゲスト出演し、2日間で約20バンドが出演する。
 また、次回のヲタル座「MUSIC BOX vol.3」は6月を予定している。
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