6年間の小学校生活に別れ! 市内915名の卒業


temiyanishigraduation1.jpg 小樽市24小学校の卒業式が、18日(月)を皮切りに、21日(金・祝)までに行われ、卒業生915名(男子486名・女子429名)が、6年間の小学校生活に別れを告げた。
 小樽市立手宮西小学校(清水町5・加藤邦彦校長)では、20日(木)10:00から、同校体育館で卒業式を行い、20名(男子12名・女子8名)の卒業生が巣立った。
 真新しい中学校の制服や袴などを着た、いつもよりお兄さん・お姉さんらしくなった卒業生を、在校生・保護者・学校関係者が温かい拍手で迎えた。
temiyanishigraduation2.jpg 加藤校長からひとりひとりに卒業証書が手渡された。校長自身の小学校の卒業証書を持参し、参列者に見せながら、「この卒業証書を今でも大切にしている。それは、この証書が今の仕事をしている出発点となったからである。今日の卒業式は、皆さんの小学校生活を締めくくり終着点となり、それと同時に、皆さんが将来社会に出て、世の中のために仕事をする知識や教養などを身に付ける出発点でもある。手宮西小学校の卒業生であることに、喜びと自信と誇りを持って活躍をしてもらいたい」と励ましの言葉を述べた。
 卒業生と在校生が向い合い、6年間を振り返る「呼びかけ」が始まった。各学年ごとに1年生から元気良く、大きな声で呼びかけ、卒業生は思いを込めた言葉で答えた。
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 その後、卒業生は、小学校生活での思い出を振り返り、宿泊研修や運動会、修学旅行の思い出を次々と呼びかけた。会場は温かい雰囲気に包まれた。”友 絆を胸に進め”の卒業式のテーマに合わせ、友達を大切にして未来へ進んでもらいたいと、将来なりたい職業を1人ずつ語り、プロサッカー選手や漫画家など希望に胸を膨らませていた。
 卒業生は「栄光の架け橋」を器楽演奏し、全校生徒で「学校坂道」を歌い、閉式となった。