道写協の傑作集並ぶ! 上位入賞作品24点展示


dousyakyoten1.jpg 平成25年度道写協小樽支部例会上位写真展が、3月19日(水)から31日(土)まで、北海道新聞小樽支社(稲穂2)1階おあしすで開かれ、ベストショット写真24点を展示し、来場者の目を楽しませている。
 道写協小樽支部(川原静雄会長・会員25名)は、市内在住の写真愛好家の集まりで、奇数月に年6回例会を開いている。会員がそれぞれに自信作を持ち寄り、会員全員が審査員となり、良いと思う作品に投票する。その結果を、即日開票し順位を例会で発表し、会友や道展審査員による講評を聞き、出席した会員からも貴重な意見を交わし、これからの撮影へのアドバイスともなり、写友の交流を図る上で良い刺激となっている。
 近年、減少傾向にある会員は、北海道写真協会主催の写真展(通称:道展)での入賞者も多く、写歴を積んだベテランが多い。この1年間の結果を受け止めて、また、来年度へ向けレベルアップに努め、感動するを作品を作ろうと気持ちを新たにしている。
 例会は、5月に始まり奇数月に開かれ、年6回。同写真展では、例会での10位までを発表した中から、上位5位までの入賞作品を展示し、その例会での審査員の講評を添えている。サイズは、4つ切りとA4サイズ、額は黒で統一している。写友と出かけた旅先での風景やスナップ、日頃の作品作りで気に入った小樽の風景や一瞬のタイミングを捉えたベストショットなどの力作がずらりと並び、来場者はタイミングに関心したり、微笑ましい写真に和まされていた。

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 毎年、例会で好成績を収めている高橋省三さんは、今年度の総合1位の座を射止め、年度賞となった。5月と9月、11月の例会で1位となり、例会すべてに5位まで入賞し6枚が飾られている。5月の作品は、函館山での作品で「ナイスカップル」の題目通り、函館市内を見下ろす景色をバックに仲睦ましいカップルが寄り添った作品。9月の「風に向って」は、天塩町の風車が立ち並ぶ中、バイクの通過を狙った作品。高橋さんもバイクで撮影旅行へ出かけている。11月の「星吹雪」は、昨年の9月頃から星景写真撮りをはじめ、10月に美幌峠へ行き、晴れた夜10:00〜12:00頃、20分シャッターを開けたままにして撮影した作品。
 高橋さんは、「やっと年度賞をいただき、1年間の結果なので嬉しい。道内各地を撮影旅行している。写真を趣味に、一生懸命に取り組み、結果がついてくる」と話した。
 4月25日(金)に、総会を合わせて年度賞の表彰式が開かれる予定となっている。
 平成25年度道写協小樽支部例会上位写真展 3月19日(水)〜31日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 北海道新聞小樽支社(稲穂2)1階ギャラリーおあしす
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