春めく小樽! 市内の積雪が急減


season0331.jpg 4月入りを前に、北の街・小樽の長かった冬がようやく終わり、積もっていた雪もようやく少なくなり、日差しも日一日と強くなり、一気に春めいてきた。
 今冬の降雪と積雪を記録したのは、昨年の11月11日で、積雪7㎝を記録し、真冬の到来を告げた。最深積雪は、12月31日71㎝、1月23日123㎝、2月22日140㎝、3月10日148㎝となり、この148㎝が最大値となった。
 3月中旬に入ると、これまでの氷点下のマイナス気温が、プラス気温に変わり、下旬に入ると最高気温が2桁を記録。24日からは降雪も消えた。
 気温の上昇に伴い、日差しが強まり、街を覆っていた雪がひと雨ごとに消え、3月10日に148㎝を数えた積雪が、31日には63㎝と急減し、雪の間からふきのとうが芽生え始めた。
 家の屋根や道路に積もっていた雪もようやく消え始め、4か月ぶりに主要道路から雪がなくなり、走行しやすくなり、自転車に乗る人の姿も目につくようになった。
 本州では桜の開花で、一気に春満開となっているが、小樽にもようやく春がやって来た。小樽の桜が満開になるのは、5月のゴールデンウィーク頃となっており、東京とは、丁度1ヶ月の時間差がある。
 長かった雪の季節が去ると、小樽の大地は植物の芽吹きで一気に春がやって来る。