春の交通安全運動 一斉に街頭啓発


koutsuanzen1.jpg 春の全国交通安全運動が、4月6日(日)から15日(火)までの10日間の日程で始まった。
 「ストップ・ザ・交通事故~めざせ安全で安心な北海道」のスローガンの下、小樽市では、市内の小中学校の入学式が行われた4月7日(月)、交通安全一斉街頭啓発を、JR小樽駅交番前に9:30に集合して開かれた。
 中松義治市長をはじめ、原口淳小樽警察署長、小樽市交通安全運動推進委員会、小樽交通安全協会、わんわんパトロール隊、市内5ライオンズクラブなど185名と、小樽ご当地キャラクター運がっぱも参加し、交通安全運動に協力した。
 中松市長は、「幸い皆さんの尽力のお陰で、今年に入っての小樽市おいては、事故件数・負傷者数も、昨年と比較して大変少なくなっている。今年は、記録的な雪となり、やっと雪解けが進んだ。koutsuanzen2.jpgそこで、車のスピードアップが心配される。観光シーズンに入り、今日から子ども達が入学する。小さい子ども達も道路を歩行し、車の事故があってはならない。市民が安全に安心して道路を歩けるように、皆さんの力をいただきながら事故防止に努めたいと思う。皆さんのご協力をお願いしたい」と挨拶した。
 原口署長は、「昨年の同時期と比べて、人身事故はマイナス20件、怪我をした人はマイナス19名となった。皆さんや地域の方々が、熱心に交通事故防止活動や街頭啓発に尽力した結果である。小樽市は高齢者が多く、今回の春の交通安全運動の重点に子どもと高齢者を交通事故から守ることをあげている。高齢者が事故に合わない、高齢ドライバーが事故を起こさないのも大切なこと。国道5号線は、非常に交通量が増え、重要なポイントとなる。小樽警察署職員一丸となって交通事故防止に取り組む所存である」と述べた。
koutsuanzen3.jpg その後、参加者は、小樽駅前の国道5号線沿いに左右に分かれ、「シートベルト着用」や「スピードダウン」「踏切一旦停止安全確認」などと書かれた黄色い旗を持ってずらりと並び、ドライバーに安全運転を呼びかけた。また、小樽駅前では、歩行者に啓発物を配布した。
 2014(平成26)年春の交通安全運動の重点として、子どもと高齢者の交通事故防止、自転車の安全利用の推進、全ての座席のシートベルト・チャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶、スピートの出し過ぎ防止が掲げられている。
 青空となったが、頬を刺す冷たい風が吹く中、参加者は旗波を作り、ドライバーや通行人に交通安全を呼びかけていた。
 平成26年度交通安全運動実施計画