不安と期待を胸に 市内小中学校で入学式


0407nyugakusihi1.jpg 4月7日(月)、朝から晴れ渡る空の下、小樽市内では、午前と午後に分け、市立小学校と市立中学校の入学式が開かれた。
 小樽市教育委員会によると、市内24の小学校では736名(男375・女361)が、市内14の中学校では900名(男475・女425)が入学した。
 小樽市立菁園中学校(花園5・和田悦明校長)では、13:30から、本校体育館で、在校生236名、保護者、来賓、学校関係者が出席。同校吹奏楽部の生演奏が響き渡る中、担任を先頭に、緊張した面持ちの142名(男74・女68)が4組に分かれて入場した。市内14の中学校の中では、一番多い新入生となった。
 和田校長は、「期待を胸に、今日の入学式に臨んでいることと思う。喜び・緊張・決意・希望を大切にして、今日から菁園中学校の生徒として、ともに頑張ることを誓いたいと思う。3年間の中学校生活には、嬉しいこと・楽しいこと・感動することが沢山あると思う。0407nyugakusihi2.jpg反面、苦しいこと・悔しいこと・思い悩むこともある。中学校では、誰でも緊張とプレッシャーを感じ、それを乗り越えることが成長である。誰もが緊張やプッシャーから逃げ出したいと思うが、自分を確実に成長させてくれる緊張やプレッシャーには、立ち向かう必要がある。中学校生活には素晴らしチャンスが待っている。一人一人の個性や能力を伸ばすところでもある。自分を伸ばす逆行にもチャレンジしてください」と激励した。
 在校生代表は、「期待と不安でいっぱいだと思うが、上級生は皆さんを手伝い、なんでも相談してください。いつでも応援している」と歓迎した。
 新入生代表は、「中学校生活では新しいことに挑戦し、大きな夢があり楽しみにしている」と挨拶をした。
 真新しい制服の1年生は、3年間の中学校生活のスタートを切った。