"小樽あんかけ焼そば"4年越しの思い B-1グランプリ出展決定!


 小樽あんかけ焼そば親衛隊(江頭進会長)では、発足当初からの念願だったB-1グランプリ出展の条件となる、B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡会議(通称:愛Bリーグ)の本部加盟(正会員)が、4月8日(火)に承認され、4年越しの思いが叶った。
 これにより、今年10月18日(土)・19日(日)に、福島県郡山市で開催される「B-1グランプリin郡山」に出展することが決まった。
 4月14日(月)13:00から、小樽市役所(花園2)本館2階記者クラブで、江頭会長をはじめ、坂田理隊長ら5名が出席し、その報告会が開かれた。
B-1AKY.jpg 小樽あんかけ焼そばPR委員会は、平成23年1月に発足。平成24年9月に市民団体「小樽あんかけ焼そば親衛隊」を設立。平成25年2月、愛Bリーグ・オブザーバー会員となり、同年7月に準会員となり、同年9月にB-1グランプリ地方大会の「北海道・東北B-1グランプリin十和田」に初出展した。
 準会員後、通常2、3年、短くても1年かかるはずのものが、1年も経たずに、正会員となる最短の昇格となり、同親衛隊の活動が高く評価された。道内では、「オホーツク北見塩焼きそば推進協議会」に続く2団体目の出展となり、関係者は大変喜んでいる。
 4月5日(土)に、同協議会の審議で決定し、8日(火)に、正会員への加盟通知を電話で受けた。正会員に加盟できた理由は、「小樽あんかけ焼そばのツールを使って、観光PRや文化を掘り下げる取組みの小樽商科大学ゼミは、『小樽あんかけ焼そば事典』を作成した。同事典の作成にあたり、学生が今ままで足を運んでいなかったあんかけ焼そば店舗へ行くなど、地域コミュニティを形成した。また、新たに開発したグルメではなく、もともと地元に根付いていた市民認識のご当地グルメを活用したことなどが評価された」と説明した。
 B-1グランプリは、料理の順位を競っているのではなく、ご当地グルメを軸として「市民団体」が、街おこし活動のお披露目の場としてコンテストを行い、来場者は、美味しいと思う物の他に、各店舗が並ぶ中、面白いPRや心に残る店舗にも投票している。
 昨年は、愛知県豊川市で開催し、全国64団体が出展し、2日間で58万1千人が来場し、大変賑わった。今年度の「第9回B-1グランプリin郡山」では、被災地復興支援大会として、福島の人々を支援する意味もある。
 同親衛隊でも、2日間で1万4千食から2万食近くを提供する必要があり、ボランティア50名程度の参加が必要で、親衛隊メンバー(ボランティアスタッフ)及び協力店を募集中。
 現在、同親衛隊は、小樽の活性化を目指し街おこし活動に取組む市民団体で、約40名が、あんかけ焼そば販売と関係ないボランティアが集まり、協力店は市内27店舗。
 江頭会長は、「活動は、小樽に来てもらうことがひとつの目標となる。もしも、地方大会や全国大会が小樽で開催され、全国から皆さんが集まってもらえればと思う。B-1会場だけでなく、市内をゆっくりと散策して、全体的に小樽の町を回ってもらうことが、何よりも本望」と話し、坂田隊長は「地域全体の経済効果を考え、小樽あんかけ焼そばを1つのツールにして、小樽のブランド化を図りたい」と話した。
 今回初出展となる「B-1グランプリin郡山」では、1時間から1時間半も待つ行列ができ、「待っているお客さんに小樽をPRし、退屈しないよう楽しませ、小樽のファンになってもらいたい。そこで順位がついてくれば、もっと小樽が全国に知れ渡ることになり、それに越したことはない」と関係者は期待を寄せている。
 小樽あんかけ焼そば親衛隊HP
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