家庭で手作りピッツァを! 小樽友の会料理講習会


0418tomonokai2.jpg 力を合わせより良い社会を作りたいと様々な活動に取り組む「小樽友の会」(佐々木由美子総リーダー)は、4月18日(金)10:00から、小樽友の家(緑2)2階調理室で料理講習会を開き、15名が参加した。託児室も用意され、小さな子どもがいる母親も、気兼ねなく参加した。
 友の会は、1930(昭和5)年、女性初のジャーナリストで教育者の羽仁もと子を中心に、雑誌「婦人之友」の愛読者によって生まれた。小樽友の会は1932(昭和7)年に創立。2012(平成24)年2月に80周年を迎え、現在、銭函から余市まで125名の会員が活動している。
 同会の料理教室は、1955(昭和30)年に始まり、年間を通じて家庭料理とおもてなし料理の2つの教室が開かれ、多くの会員が料理の基礎等を学んでいる。
 今回は、会員拡張も兼ねて、会員以外の人に参加してもらい活動を知ってもらおうと開かれた。講師は、同会家庭料理担当の田宮けい子さんとおもてなし料理担当の樋渡清美さんとベテランの金澤さんの3名が指導にあたった。
0418tomonokai3.jpg 家庭で手作りのピッツァを作り、アツアツの出来立てを家族で味わってもらおうと、15名が3つの班に分かれ、樋渡さんから作り方の詳しい説明があった。今回は、パンのような生地のピッツァを作った。
 まず、生地作りからはじめ、シンプルなピッツァのソース「マリナーラソース」作りを学び、生地が発酵するまで、玉ねぎ・ベーコン・アスパラ・じゃがいもなどの具材で、4種類のピッツァの準備をした。付合せに、ミモザサラダとさっぱりとしたシフォンゼリーを作った。各班それぞれに手分けをして作業を行った。
 1時間以上生地を発酵させ、2倍に膨らんだ生地を4等分に分け、18cmに丸く伸ばした。端を高くするように、手のひらを上手く使って生地を伸ばすようにアドバイスを受けながら、参加者全員が1枚ずつ作り、コツを学んだ。
 200℃のオーブンで10〜15分ほど焼いて、チーズが溶けた手作りのピッツァが完成。それぞれ切り分けて皿に盛り付け、食堂へ移動しての試食会が開かれた。0418tomonokai1.jpg色とりどりに具を飾ったボリュームのある手作りのピッツァを味わい、付合せのサラダやゼリーも美味しいとの声が聞こえ、和やかな午後のひと時を過ごした。
 初めて参加した女性は、「知人の紹介で参加した。お金を出すと何でも買える時代だけど、手間をかけて作ることも良いことで、大変勉強になった」と満足した様子だった。
 5月9日(金)から始まる家庭料理教室では、季節の素材を使い、和・洋・中の家庭料理を作り、第2・4金曜日の月2回、年間20回を予定。また、5月16日(金)から始まるおもてなし料理では、家庭でも簡単におしゃれで本格的な料理を、前期と後期に分かれ、年8回を予定している。
 同会の料理教室では、入会者を募集している。申込み・問合せは、小樽友の会(0134-23-0923)まで。
 小樽友の会HP
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