北海道に初上陸!小樽ゴミ拾い駅伝 参加者募集


 ゴミを拾いながら襷を渡す「小樽ゴミ拾い駅伝」 が、6月8日(日)10:20から、築港臨海公園に集合して開かれる。
 同イベントは、北海道では初めての試みで注目が集まり、今後継続的に行いたいとしている。小樽ゴミ拾い駅伝実行委員会(市川真也実行委員長)が主催する。ゴミ拾いの汚いイメージを打ちのめし、誰でも参加でき、楽しみながら社会貢献ができる大会を企画し普及に努めている。
 ゴミ拾い駅伝とは、1998年に、神奈川大学アドベンチャークラブが、ウオーキングを楽しむ「もうひとつの箱根駅伝」を実施したのがはじまりで、ゴミを拾いながら競争する大学対抗ゴミ拾い駅伝として、2006年に第1回目が開催された。
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 年々、規模を拡大し、東京箱根間ゴミ拾い駅伝を開催。2011年12月からNPO法人「もうひとつのプロジェクト」を立ち上げた。2012年からは、東海道・中山道・奥州道・日光街道を舞台に開かれ、全国へ世界へと発信し、千葉、神奈川、ロンドンなどでも開かれ、普及に力を注いできた。
 駅伝とスポーツ要素が強いイメージだが、単純にゴミを拾いながら襷を渡す、誰でもできる大会。祖父母と孫が一緒に参加するような生涯スポーツを目指している。
 北海道での開催ははじめてで、昨年10月から11月に小樽での開催を決めた。小樽は観光都市で、コースを考えるとコンパクトにまとまりがあり、景観に魅力や風情が感じられるため選ばれた。
 4名1チームで申込み、50チームを定員としている。歩きやすい靴で、大会を盛り上げるコスプレも大歓迎。ゴミ袋や火バサミは会場で用意している。
 築港臨海公園を拠点とし、1区4km・2区6km・3区3.5km・4区4.3km、どの区間も臨海公園をスタート地点とし、各区間のゴミを拾い、臨海公園へ戻り、襷を次のランナーに渡して行われる。ゴミ1gで1ポイント。順位はつけるが、競技性より親睦を深め、ゴミを拾い社会に貢献することを大会の理念としている。
 同会事務局本谷裕輔さんは、「ゴミを拾いながら、家族での参加や企業や団体などで出場し、企業のイメージアップに繋がるのではと思う。みんなで襷をつなげ楽しんでもらいたい」と参加を呼びかけている。
 小樽ゴミ拾い駅伝 6月8日(日)
 定員:200名(4名50チーム)、1区間平均5km前後を掃行できる人
 参加費:一般3,000円・学生2,000円
 応募期間:5月24日(土)まで
 申込み・問合せ:011-521-2521、011-520-6210(FAX)、メール
 小樽ゴミ拾い駅伝実行委員会事務局(札幌中央区南12条西15丁目4-12有限会社ノースワン内)
 もう一つのプロジェクト〜小樽ゴミ拾い駅伝