全校生徒が協力 西陵中の清掃活動


seiryouclean1.jpg 小樽市立西陵中学校(名取俊晴校長・富岡2)では、5月2日(金)の5・6校時目を利用して、同校区内の清掃活動を行った。全校生徒167名と職員17名、PTA応援隊4名、警察署員2名が参加した。
 清掃活動は、毎年この時期に行われ、ごみ拾いを通し、マナーの重要さ、エコの大切さを理解することを目的としている。
seiryouclean2.jpg 同日の午前中に、全校生徒が体育館に集まり、生活委員長からプレゼンテーションが行われた。ごみを捨てると罰金が科せられるシンガポールを例にあげ、みんなで考え、罰金がなくても自分達の気持ちで環境を変えることができると話し合った。
 13:30、全校生徒は、各クラスごと6つのコースに分かれて出発した。同校校区は広く、2年2組は、同校グランドを出発して学校裏遊歩道から旭展望台まで、さらに商大側へ降りてくるコース、1年1組は、市街地を通り、運河や小樽市港湾部前多目的広場が最終地点となるコースなど、学校からかなり離れた場所までも清掃活動場所となっていた。
seiryouclean3.jpg 一番最後に出発したのは、3年2組で、生徒28名と担任や警察署員やPTA応援隊、教員が参加した。富岡教会周辺を清掃し、稲穂小学校や寿司屋通りを通り、小樽市港湾部多目的広場までのごみを広い集めた。住宅街では、比較的綺麗に清掃がされているようだったが、空き地や道路の隅にごみが隠れていた。生徒達は、ごみを見つけると素早く拾い集めていた。
 雨が降りそうな空模様だったが、次第に青空が広がり、暖かい穏やかな日となり、梅や桜が咲き始めた春を感じながら、空き缶や紙くず、針金などを拾いながら移動した。seiryouclean4.jpg15:00過ぎには、最終地点の小樽市港湾部多目的広場に到着し、拾い集めたごみを収集場所に置いて終了。
 真島健太朗君(15)は、「ごみを拾い、町が綺麗になれば良い。町が綺麗になると心も綺麗になり、町全体の人々が気持ち良く暮らせると思う。3年生なので最後の活動となるが、これからも続けてもらいたい」と話した。