自慢のショット66点! 第12回道写協小樽支部写真展


dosyakyo1.jpg 北海道写真協会小樽支部(川原静雄支部長)では、「第12回道写協小樽支部写真展」を、5月28日(水)から6月1日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで開催中。
 同支部は、楽しく仲良くをモットーに写真を趣味とする25名の会員で活動。そのうち14名の自慢のショット66点を展示している。
 それぞれの会員が、年1度の作品展を意識して、市内を散策したり、写友と旅行に出かけた思い出の写真などから、1人5枚以内で出展している。サイズは、4つ切りかA4サイズに統一し、最近ではカラー写真が多い。
 同会会員は、北海道写真協会主催の「道展」の入賞、入選者や、写真コンテストの常連など、ベテランが揃っている。
dosyakyo2.jpg 同会顧問の太田照二さんは、カエルが何匹も集う様子を捉え、月例会で講評を担当する粟野孝一さんは、愛犬の写真や出会った犬達の豊かな表情を捉え、ほのぼのする作品。同じく高橋俊弘さんは、登山好きで山の風景を数々発表し、大雪山の高山植物や下界ではなかなかお目にかかれない雪渓などを捉えた作品が並び、四季折々の市内の風景や豊かな表情の人物など、多彩な作品展となっている。
 同支部では、年6回奇数月に例会を開き、会員の自信作を持ち寄り、出席した会員同士で投票する。その順位を元に、ベテランの会員が講評を述べ、写真技術のレベルアップを図っている。道展審査会員が月別に担当し、専門的観点から審査を行ない、出席した会員同士の審査と道展審査会員の審査の順位を合算し、得点にして順位を決め、3月の例会の審査終了後に、年度賞が決定する仕組みとなっている。熱心に取り組む会員が多く、上位入賞を目標に作品づくりに努力している。
dosyakyo3.jpg 同会員の成沢克朗さんは、写友と4月に山形県を旅行し、羽黒山での風景やモデル撮影会での作品と合わせて5枚出展し「年に1度の作品展を見に来ていただきたい」と話した。
 市内在住の成田由佳さんは、「身近な小樽の風景や旅先での写真など、題材が幅広い。景色・人物・動物それぞれが良い表情をしている。1枚の作品ができるまで、いくつシャッターを押しているのかと苦労を感じる。沢山ある中から選ぶのも大変なこと。寒い冬や早朝、孤独だったりと大切な作業だと思う。」と感想を話した。
 現在、同支部では会員を募集している。
 第12回道写協小樽支部写真展 5月28日(水)〜6月1日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1-9-5)1階多目的ギャラリー 入場無料
 問合せ:0134-22-5916 川原