全道高校簿記コンクール 小樽で開催


bokiconcours1.jpg 北海道予選を兼ねた「第30回北海道高等学校簿記コンクール」が、6月13日(金)、小樽市いなきたコミュニティセンター(稲穂5)で開かれ、道内11校・43名が、日頃の勉強成果を発揮し、全国大会出場を目指した。
 昨年度は、北海道旭川商業高等学校が優勝、北海道函館商業高等学校が準優勝の栄誉に輝き、全国大会へ出場し、佳良賞を受賞。個人では、優秀賞、優良賞を受賞する好成績を収めている。
 簿記教育の向上をはかり、商業教育の発展に寄与することを目的に開かれ、企業会計処理能力と正確な計算能力を発揮する大会。北海道小樽商業高等学校(緑3・新山俊彦校長)が当番校となり、大会準備を行ってきた。同校からは、簿記部員4名が出場。全員が3年生のため、高校生最後の大会に緊張した面持ちで真剣に取り組んでいた。
bokiconcours2.jpg 開会式では、小野寺一信大会副委員長(旭川商業高校校長)は「さらなる顧問の先生の指導のもと、挫折や失敗を重ね、今日の大会へ苦労をして来ていると思う。充分、力を発揮してもらいたい。3年生は最後の大会となり、より一層悔いのないよう頑張ってもらいたい。素晴らしい大会となるよう期待している」と激励した。
 難易度の高い問題で、前半(第1部)の仕訳と帳簿等、後半(第2部)の計算と決算等を、制限時間45分間で解く。100点満点。
 全国大会への出場権は、団体戦で上位2校。個人では、団体出場校を除く学校の入賞者のうち、上位2名が出場権を得る。
 大会結果
 団体の部 優 勝 北海道岩見沢緑陵高等学校
      準優勝 北海道旭川商業高等学校・北海道函館商業高等学校
 個人の部 優 勝 池田寿々奈(岩見沢緑陵)
      準優勝 今 美波(岩見沢緑陵)・椛澤泰知(旭川商業)
 なお、7月20日に行なわれる東京・法政大学市ヶ谷キャンパス開催の全国大会へは、団体の部に岩見沢緑陵高校と旭川商業高校、個人の部に和田清佳さんと伊藤知大(函館商業)が、出場切符を手にした。
 全国商業高等学校協会HP