『放課後学習会』で大学生が助っ人! 潮見台中


freestudy1.jpg 小樽市立潮見台中学校(潮見台1・平井秀昭校長)では、学生ボランティアによる「放課後学習会」を、6月17日(火)・18日(水)の放課後(15:30〜16:45)、同校2階被服室で開いた。
 初日の17日(火)は、1年から3年までの生徒26名が参加し、テスト勉強を中心に取り組んだ。初日の学生ボランティアは、北海道大学法学部1年の應武茉里依さんと酪農学園大学1年の加藤政宗さんの2人。最初は緊張した様子を見せていたが、次第に生徒に溶け込み、笑顔を見せながら、勉強の手伝いをしていた。
 同校では、4年前から苦手な単元や理解不足の単元を放課後に集まって復習する同学習会を開き、退職した教員や校長、教頭、教員らが指導にあたっている。
 週4回開かれ、解らない教科を克服したい生徒やひとりではやる気が出ない時でも、友達と一緒に参加し、多くの生徒が利用している。
freestudy2.jpg 今回の2日間は、6月19日(木)・20日(金)に行われる第1回目の定期テスト直前とあって、テスト対策として開かれた。
 昨年の夏や冬休みにも地元の大学生がボランティアとして参加。今回も大学生ボランティア2名が日替わりで参加し、生徒と年齢が近い学生からの指導は、聞きやすく刺激を受けている。
 平井校長は、「若い指導者に刺激を受け、解らない所をどんどん質問してもらいたい。昨年の学生ボランティアと同じ大学を目指したいと、勉強方法を聞き、実際に入学した例もあり、学生ならではの教え方や話し方など、聞きやすい部分が多い。放課後学習会は4年目となり継続することが大事」と話した。
 應武さんは、「何かボランティアをしたいと思い、その1つに勉強を教えるボランティアがあった。色々な経験をしたい」と話した。
 2年生の女子生徒は友達同士で参加し、「テスト勉強をしようと思い参加した。家では、携帯を見てしまったりするので、ここでする方が頑張れる」と話した。