暴力追放運動に理解を!街頭啓発活動

 平成26年度「夏の暴力追放運動」(7月21日〜8月20日)の期間中に合わせ、「夏の暴力追放運動街頭啓発活動」が、7月24日(木)12:30から、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバーで開かれた。
 北海道警察音楽隊29名とカラーガート隊10名による息の合った演奏とドリル演技が会場に華を添え、市民や買物客が集まり、暴力排除意識の向上と、本運動の理解を深めた。小樽市暴力追放運動推進協議会・小樽警察署・小樽市の主催。
bouryokutsuihou1.jpg 演奏会に先立ち、小樽市暴力追放運動推進協議会・中松義治会長(市長)は、「市内でも高齢者等を対象としたオレオレ詐欺や振り込め詐欺が発生するなど、暴力団の活動とは無縁ではない。小樽市では、暴力団の排除を推進し、市民の皆さんが安全で平穏な生活の確保と地域経済の健全な発展を目的に、小樽市暴力団排除条例を制定し施行することとし、一層の暴力追放を推進したいと考える。暴力団の存在を絶対に許さず、暴力団を利用しない、恐れない、金を出さない、さらに、交際しないを加えた暴力追放”三ない運動プラス1″を進め、暴力追放を呼びかけている」と挨拶した。
 引き続き、小樽警察署・原口淳署長は、「潜伏する傾向がみられ、暴力団を徹底的に取締り、排除することに職員一丸となって取り組んでいる。合わせて、北海道暴力団排除条例にある基本理念の3ない運動プラス1を是非とも実行してもらいたい」と話した。
bouryokutsuihou2.jpg 北海道警察音楽隊は、本部広報課に所属。交通安全運動や防犯運動などのパレードや演奏会をはじめ、小中学校などへの音楽教室や音楽鑑賞会など、幅広い活動を行い、今年で創設58年を迎える伝統のある音楽隊。行進曲やクラッシックから歌謡曲と様々なジャンルを演奏。カラーガード隊を加えたドリル演技は、多くの観客を魅了している。道内各地で、ふれあいを深めて活動を続けている。
 同音楽隊は、「ドレミの歌」、「オーシャンゼリゼ」、話題の「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」や「お祭りマンボ」などをメロディーで、全5曲を演奏した。アンコールに応え、「ふるさと」を演奏した。中盤から曲に合わせて、カラーガード隊によるドリル演技が行われ、華やかな演技に観客は見入っていた。
 演奏がはじまると、中松市長や同協議会会員らは、観客や買物客に啓発物(500個)を配布し、暴力追放を訴えた。北海道警友会では15名が参加し、啓発活動に協力していた。
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