新たに2頭のゴマフアザラシ公開 おたる水族館

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 おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)では、4月に生まれ人工保育で育ったメスと4月に保護されたオスのゴマフアザラシ2頭の一般公開を、7月3日(木)から開始した。
 一般公開した2頭のゴマフアザラシは、4月7日に当館で生まれた「ももこ(メス)」と保護した「ぴよた(オス)」の2頭。

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 ももこは、初産だった母親が育児放棄したため、海獣公園事務所で飼育し、飼育係が母乳を搾乳し、生後20日で屋内にある海獣舎に移し、人工保育で育てた。
 一方、ぴよたは、4月15日に一般市民から連絡を受け、手宮で保護した。乳離れも済んだ状態で野生の逞しさがあり、保護した日から海獣舎で採食と遊泳の練習をしていた。
 2頭は日々成長し、最近では魚を上手に食べられるようになり、泳ぎも上達したため、4月7日に当館で誕生した「まーくん(オス)」のいる0歳から3歳までの保育プールへ引越した。
 飼育係がカゴの中に入れ蓋をして、リヤカーに乗せて移動。途中、体重を計ってから、保育プールに到着。飼育係がプールの中に入り、ももこから順番にカゴの蓋を開け、新居に移動させた。2頭とも逃げ回ることもなく、静かに移動できた。0703aqua.jpg
 現在の体重は、ももこは17kgで、ぴよたは25kg。ももこは、2頭のアザラシより体も小さめ。不安な様子を見せ、お互いの存在を確認していた。
 飼育係が魚を与えると、まーくんとぴよたは、勢い良く食べるが、ももこは食べていなかった。
 海獣飼育課・角川雅俊獣医師は、「同じ日に生まれても母乳と人工保育では、成長に差があるが、今後、徐々に差はなくなる。餌を食べてくれるとひと安心。大きく育ってもらいたい。環境になれるまで見守りたい」と話した。
 札幌から訪れた小学生達は、今日から公開されたことを知り、名前を呼び温かく見守っていた。
 おたる水族館HP
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