不要なおもちゃの交換 "かえっこバザール"


kaekko1.jpg 不要なおもちゃを持ち寄り交換する「かえっこバザール」が、7月5日(土)13:00から、ウイングベイ小樽(築港11)1階ネイチャーチャンバーで開かれた。
主催する小樽青年会議所(荒田純司理事長)「地域の輪」創造活動をはじめ、小樽市地区赤十字防災ボランティア会、小樽商科大学小樽笑店、NPO法人北海道職業義塾大学校、チームはぴらいず、ホワイトウイングが、体験ブースを設置。50名以上のスタッフが、子ども達を楽しませた。
かえっこバザールとは、不要なおもちゃを「カエルポイント」と呼ばれる通貨に換え、欲しいおもちゃと交換したり、子ども同士で循環させる仕組みを持つ買い物遊び。全国各地で開催され、小樽では初の開催となる。
kaekko2.jpg 同会荒田会長は、「この事業には、各団体の協力や運営側の横の繋がりで、力を合わせ大きなものとなる。子ども達が体験を通じて、おもちゃを大切にする気持ちを持つことや、様々な人々が参加するきっかけになればと思う」と話した。
不要なおもちゃを持参した参加者は、受付を済ませ、おもちゃを査定するコーナーに提出し、1〜3ポイントを受け取る。そのポイントカードをもとに、おもちゃとの交換ができる仕組みとなっている。
一方、体験ブースでは、様々なブースが並び、その中のオーストリア発祥のチョークアートのブースでは、チョークアーティストのLovei(ラビ)さんが、新しい技法を使いカエルをモチーフにしたコースターの制作体験を行った。
ホワイトウイングでは小麦粉を使った粘土細工を、ちーむはぴらいずでは小樽祭りに飾る短冊づくりを行った。
kaekko3.jpg 小樽市地区赤十字防災ボランティア会(前田正夫会長)では、9名のボランティアが参加。会場の入口付近で買い物客に啓発物を渡し、心肺蘇生法やAEDの使い方、ロープワーク、応急手当の仕方、止血の仕方を体験できるブースを設置。小さな子どもも心臓マッサージの方法を体験するなど、この機会に親子で体験する姿が見られた。
前田会長は、「いざという時に、子どものうちから体験をしてもらい、祖父母のために、覚えてもらいたい。ロープワークでは、様々な時に役立つ結び方を指導し、ロープの種類や性質も説明している。ぜひ覚えてもらいたい」と話した。
市内の久野恵美さんは、3歳と6歳の子どもと参加し、「心肺蘇生法を体験して良かった。使わなくなったおもちゃを持参し、他のものと交換したいと思う。このようなイベントは楽しい」と笑顔で話した。
会場は、大勢の親子連れで賑わい、鋳造体験やキャンドル製作体験など、子ども達は真剣な表情で製作に取り組んでいた。
KAEKKOの開催情報サイト
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