アフリカのリズムとダンスが躍動! ジャナグルの公演

 7月6日(日)13:00から、日曜日の買い物客で賑わう、ショピングセンターの一角、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバーの舞台から、軽快なリズムに合わせ、アフリカ・ジンバブエの小学生たちのダンスが流れ出した。
 この公演のメンバーは、小樽出身の高橋朋子さんが主宰するジンバブエ共和国の首都ハラレにあるジャナグルアートセンターの生徒11歳から13歳までの小学生男女4人と先生2人の6人グループ。うち4人は初めての来日で、これまでメンバーを交代しながら、今年で5回目のツアーとなった
 5月31日(土)に福岡に到着し、全国約30ヶ所で縦断ツアーを展開。ジンバブエの伝統音楽と踊りを披露し、地域の子ども達と交流してきた。小樽へは舞鶴からフェリーで、6月21日(土)に到着。26日(木)の杉の子保育園を皮切りに、市内の保育園や幼稚園・小学校に出向き、交流を重ねてきた。
0706janaguru.jpg この公演の合い間を縫って、7月6日の13:00と15:00の2回、一般人を対象にウイングベイ小樽でも、アフリカの伝統音楽と踊りが披露された。
 メンバーの先生2人が奏でる伝統楽器に合わせ、小学生4人が躍動するダンスを力いっぱいに踊って見せた。観客達は、アフリカの小学生たちのリズム感の良さや身体能力の高さに驚きながら、手拍子を沿え大きな拍手を送っていた。
 同チームが、ショピングセンターのようなオープンな舞台で、一般人を相手に披露するのは初めてのことで、高橋朋子さんは、「舞台が少し狭すぎて、子供達の活発な動きには、窮屈だったかもしれない。しかし、こんなに買い物客が行き来するオープンな場所で、アフリカの伝統文化を多くの方にお見せできたことは良かった。小樽とアフリカの距離を少しでも縮められたのであれば、ありがたい」と話した。
 同メンバーは、今後、苫小牧・白老・岩内などで公演と文化交流を行い、7月12日(土)に帰国する予定。
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