心地良い潮風に乗って! オールディーズナイト

 夏らしい好天に見舞われた小樽市内では、7月19日(土)から21日(月・祝)の3日間、「おたる浅草橋オールディーズナイトvol.11 」が、第3号ふ頭多目的広場(港町5)を会場に開かれ、札幌・小樽などから50バンドが出演し、心地良い潮風に乗って、ノリの良いオールディーズナンバーが街中に響き渡った。
 昨年から、浅草橋から広い第3号ふ頭多目的広場へ会場を変更。特設ステージでは、音響・照明設備を完備し、幅12m・奥行4mと広くステージを設置した。客席も以前の150席から600席に増やし、ゆったりとしたスペースを取り、出演する側も観客からも大変好評を得ている。oldiesnight1.jpg懐かしい1950年・60年代に流行った洋楽を中心に、ロックやポップス・ディスコと幅広いジャンルで登場。演奏者と観客が一体となり、夏を楽しむイベントとして定着している。
 9バンドで始まった同イベントも最近では50バンド前後が出演。今回は、11年連続出演の「ゴールドリスト」や7年連続の「No Fuse Breakers 」や「NOBBYS」のベテランバンドが会場を盛り上げ、初出演の14バンドを含め、3日間50バンドが、持ち味を生かしたパフォーマンスを披露する。
 初日19日(土)は、17バンドが熱演。12番目に出演した「炎魂~FIRE BALL~」は、小樽・札幌の20歳から51歳の6名で2011年に結成し、3年ぶり2回目。ディープパープルの「バーン」「ブラックナイト」「ハイウェイスター」の3曲を演奏し、ステージ前では、昔を懐かしみ曲に合わせて踊る人々が集まった。
oldiesnight2.jpg 同バンドMATSU(まつ)代表は、「ステージが大きくなり気持ち良かった。みんな仕事があり、2度しか練習できなかった。これからも自分達のできることで、小樽を盛り上げるという気持ちをずっと持ち続けたい」と話した。
 引き続き、サザンオールスターズの曲を得意とする初出演の「ピストン門脇と油圧シリンダーズ」が、「チャコの海岸物語」や「匂艶 THE NIGHT CLUB」、クイーンの「「Don’t stop me now」 をパフォーマンスし、会場を沸かせた。
 音楽好きの市民や観光客が集まり、椅子に腰掛け、ビールで喉を潤しながら、夏のひと時を楽しんでいた。
 ’14おたる✩浅草橋オールディーズvol.11 第3号ふ頭多目的広場(港町5) 入場無料
  7月19日(土)12:00〜21:15 17バンド出演
  7月20日(日)12:00〜21:20 16バンド出演
  7月21日(月)11:50〜21:00 17バンド出演
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