飼育係の仕事体験! "水族館体験隊"13名が参加

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0802aqua1.jpg おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)では、夏休みを利用して小学生5・6年生を対象に、飼育係の仕事を体験する「水族館体験隊」を企画し、今回で18回目となる。8月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)の4日間の日程で、各日15名・計60名の募集を募り、抽選で参加者を決定する。
 8月2日(土)10:00に、13名の参加者が集まり、体験に先駆け、同館会議室で開校式が行われた。伊勢館長は、「館内には、水に関わる生き物が沢山いる。飼育係の仕事を体験し、生き物の自然環境について知ってもらいたい」と挨拶した。体験隊には、同館の飼育係4名が対応にあたった。
 最初のプログラムは、同館新野雅大飼育係が解説するバックヤード給餌体験が行われた。生き物に与えるイカナゴ・オキアミ・イカ・エビなどの餌となるものを実際に見せて解説。いよいよ普段見る水槽の裏側バックヤードへ侵入した。
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 給餌体験では、鮭の稚魚にバランス良く含まれた配合飼料を与え、餌をあげた後の様子を見ることも大切であると伝えられた。予備部隊の水タコにイカナゴを与え、大きな吸盤を持つタコが、くねくねと動いてイカナゴを食べる様子を見つめた。
 北海道の海水魚を集めた「冷たい海の魚達」の水槽への給餌体験では、沈む餌を先にあげ、次にニシン用に浮く餌をあげるようにとアドバイスを受けた。参加者は、沈みそうな餌を自分で考えて選び、次にコウナゴを与えた。
 体長が2.5mもあり、最大では4mにも成長するチョウザメは、歯がなく餌を丸呑みし、唇を伸ばして餌を食べる特徴があるなど、各生き物の生態の解説もあり、参加者は話に耳を傾けていた。
 通常コースに含まれない1.6mもあるカレイが泳ぐオホーツク海・ベーリング海水槽のバックヤードへも特別に侵入。魚を与えるとカレイなどの魚が水面に顔を出し、食いつく様子に歓声を上げていた。
0802aqua3.jpg 引き続き、同館中谷高広管理スタッフから、ろ過槽の仕組みを学び、ペットボトルに砂利を入れて濾過の様子を見学したり、砂利の入ったバケツを透明な水になるまで何度も水で洗い、ミニろ過槽作りにも取り組んだ。
 鴻城小学校5年(あいの里)の笹山純鈴さんは、「お友達と初めて参加した。タコの吸盤の吸い付く力が凄かった。オオカミウオに魚をあげようとしたら、他の魚に食べられた。イルカのトレーニング体験も楽しみ」と興味津々の様子だった。
 体験隊は、昼食をはさみ、午後からは、ベンギン舎掃除やアザラシ給餌体験、イルカトレーニング体験が行われ、有意義な夏休みを過ごしていた。
 おたる水族館HP
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