青少年のための科学の祭典」 37ブースで小樽大会

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sciencefes1.jpg 第15回青少年のための科学の祭典小樽大会が、8月7日(木)・8日(金)の2日間、小樽市総合博物館(手宮1)で始まり、夏休み中とあって多くの子ども達が訪れ、各ブースを回って科学に親しみ、科学の楽しさを体験した。
 実験や観察・工作を体験し、科学への興味・関心を喚起することを目的として開かれた。実演者・実験協力者が、科学教育の成果を持ち寄り実践交流し、大会で得たものを教育現場へ持ち帰ることも本大会のねらいとしている。
 夏に2日間・冬に1日で開催され、小樽大会は8年目。昨年の夏大会では3,700人が、今年の冬大会では1,500人が来場している。
 今回の出展は、7日(木)に37ブースで、8日(金)に36ブース、全ブース無料で体験できる。中学生や大学生・教育関係者・企業など、延べ150人が各ブースを担当し、実演や指導にあたった。sciencefes2.jpg
 初出展となる小樽市水道局は、小樽の水道創設100周年に合わせ、「きれいな水を造ってみよう」を開催。子ども達へ浄水所のシステムを分かりやすく再現。凝集・沈殿・濾過した水が、どれくらい綺麗になったか比較するなど10分くらいの実験を行った。同局職員は、「蛇口から水が出てくるが、綺麗にしてから提供していることを知ってもらいたい」と話した。
 毎回参加している小樽消費者協会では、学校給食の廃油を再利用して石鹸づくりを行った。開始から1時間半で50人が参加し、1日75個分を用意しているが足りなくなる勢いだった。
sciencefes3.jpg 家庭で使用した牛乳パックを提供した、同会・星功会長は「廃油から石鹸ができることを知らない人が多い。楽しみながら参加している」と話した。同会では、ペットボトルとハンガーを使用して「かざぐるま」も指導し、対応に追われていた。
 同祭典実行委員会・菅原陽実行委員長は、飼育するアオダイショウ4匹を展示。「ヘビは不思議な動物」でヘビに触れたり、ヘビがうずらの卵を飲み込むシーンが、来場者の注目を集めていた。
 NPO北海道科学活動ネットワークでは、「声コプターづくり」行った。紙コップに爪楊枝を差し、プロペラ代わりにスパンコールを差し込み、ビーズで抑え完成。声を出して振動させるとプロペラが回る仕組みになっている。東海大学3年の平澤涼さんは、「初めて参加し、子ども達の反応も良く面白かった」と話した。
sciencefes4.jpg CISEネットによる実物科学教材「トランクキット」では、クマや鮭、恐竜のトランクキットを持参し、実物のクマの毛皮や頭蓋骨から生態を解説。
 電動糸鋸で、木板をクジラやイルカの形に切り抜き、コースターやパズルを作るコーナーは、30分ほどの待ち時間ができるほどの混雑ぶりを見せた。
 手稲西小3年の藤田愉士君は、石鹸や月早見表、キラキラビーズ作り、石の標本づくりに参加し、「小樽には色々な石があった。コースターづくりでは、6種類の中で一番難しいピカチューに挑戦した」と話し、母親は「沢山のブースがあり楽しんでいる」と話した。
 同会・旭司益事務局長は、「科学に触れ、理科の楽しさを知り、本格的に学ぶきっかけとなり、これからの日本の科学を背負ってもらいたい」と話した。
 第15回青少年のための科学の祭典小樽夏大会
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