中央墓地清掃ボランティア 北照高校全生徒が協力


hokusyovolunteer1.jpg 北照高等学校(最上2・小玉智校長)では、夏休み明けの8月18日(月)、始業式後の11:00から、全校生徒260名と職員30名が参加し、小樽中央墓地(緑5)の清掃ボランティアを実施した。参加生徒らは、墓地一帯に散らばり、通路のゴミを中心に拾い集め、汗を流した。
 同校では、2012(平成24)年まで、校舎周辺や小樽運河周辺の清掃ボランティアを実施していたが、小樽中央墓地周辺の清掃が行き届かない現状を知り、2013(平成25)年から同墓地での清掃を実施。今回で2回目となる。同ボランティアは、地域貢献として、生徒の奉仕の心を育むことを目的としている。
hokusyovolunteer2.jpg 昨年度は、課外学習日と重なり、スポーツコースの生徒が不参加となったが、今年は、部活前のユニホーム姿のサッカーや野球部員らが参加し、大きな力を発揮していた。
 小樽市生活環境部廃棄物対策課から、45ℓのゴミ袋250枚が提供され、集められたゴミの回収も同課が行った。
 同墓地では、墓参りの人々が続々と訪れ、清掃している様子を見て、「ゴミを拾ってくれているんだ。ありがとう」と感謝の言葉をかけていた。
 同校担当の浅井貴紀教諭は、「お盆明け後で、墓地にはゴミが相当あり、生徒達の奉仕活動の心が養われる」と話した。
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 墓頂上付近を清掃中の同校野球部2年の湊翔太君は、「日頃あまりできないので、清掃活動に参加し、綺麗になると気持ちが良い。全校生徒が力を合わせて頑張っている」と話していた。
 市生活環境部戸籍住民課の千嶋辰治氏は、「とても助かります」と話し、一緒にゴミ拾いを行なっていた。
 同墓地は、市内14墓地の内、4,400区画ある一番広い墓地で、多くの人々が墓参りに訪れている。小樽葬祭場や小樽市合同墓を設置している。
 北照高等学校HP