小樽港では、5月25日の「ハンセアティック」の寄港を皮切りに、最終となる10月20日の「コスタ・ビクトリア」まで、過去最高となる延べ41回の寄港が予定され、豪華客船が度々港に姿を現し、華やかな光景となった。今シーズンも終盤となり、残すところ6隻の寄港となった。
9月19日(金)、小樽港初寄港となる”シルバー・エクスプローラー”が、予定時間に1時間早く7:00に入港し、歓迎を受けた。
シルバーシー・クルーズ社所有のシルバー・エクスプローラーは、総トン数6,072トン・全長107.9m・全幅15.8m・デッキ5層・乗客定員132名・乗組員数117名、2008年に改装。シルバーシー・クルーズ社は、中小型船7隻をエーゲ海・地中海・世界1周・南極北極・ガラパゴス等に就航。
今回のクルーズは、三宅島・八丈島・世界遺産小笠原諸島・マリアナ諸島クルーズ12日間で、小樽港の前港はコルサコフ。小樽港には9時間滞在し、16:00に函館へ向かって出港した。
出港時には、ワンワンパトロール隊や小樽クルーズ客船歓迎クラブ会員や港湾関係者約40名が見送りに参加し、旗を振るなどして同船を見送った。
この後、同船は、三宅島・八丈島・鳥島・母島父島を回り、28日(日)には、北マリアナ諸島のパガン島へ。29日(月)にサイパン島・テニアン島、30日(火)にはグアム島への寄港を予定。
なお、20日(土)は、サン・プリンセスが勝納埠頭に7:00に入港し、17:00に出港。見納めとなる。
◎2014年小樽港クルーズ客船寄港予定
◎シルバーシー・クルーズ