小樽商大と博物館・美術館・文学館が連携協定


 小樽商科大学と小樽市教育委員会所管の小樽市総合博物館(手宮1)・市立小樽美術館(色内1)・市立小樽文学館(色内1)が、連携協定を締結した。
syodai-museum.jpg その連携協定調印式を、9月24日(水)14:00から、同博物館1階しづかホールで、和田健夫商大学長、上林猛教育長、玉川薫文学館館長、佐藤敬爾美術館館長、相内昌幸博物館館長らが出席して行なわれた。
 同大学は、地域に根ざした教育を志し、様々な事業を展開する中で、資料提供など各施設の協力を得てきた。さらに推進し、お互いの人的資源を活用し、小樽の地域資源を活かしたまちづくりや人づくりの推進を目指すことを目的に連携協定を締結した。(写真提供:小樽市総合博物館)
 今年4月に、同大学から博物館に、共同して事業を実施できるか打診があり、以前から協力や派遣はあったが、より推進するために、締結へ向けての話し合いが進められ、文学館や美術館も含めた連携協定を進め協力関係を明文化した。
 同協定の有効期間は、締結日から平成28年3月31日までで、申し出がない場合は自動的に更新となる。
 玉川館長は、「これまでも調査や資料などで協力してきたが、今後とも継続して行い、商大生は、商店街で様々な試みを行っているが、文学館も町中へ出て、連携して調査を進め、若い力を文学館にも取り入れ活用していきたい」と期待を寄せている。