多彩な芸術の秋 小樽市文化祭開幕!


shiten1.jpg 第65回小樽市文化祭が、9月25日(木)から11月3日(月・文化の日)まで、市立小樽美術館等を会場に、市内在住の芸術に親しむ市民の多彩な作品を展示して開催され、多くの市民らが芸術に親しんだ。
 トップバッターを飾る同文化祭から古い歴史を持つ「第68回市展」が、開幕と同時に市立美術館1階市民ギャラリー・多目的ホールと2階会場に分かれ、入選作品91点と市展委員作品65点が展示され、見応えのある作品展となっている。

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市長賞
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市展賞

 三宅悟氏が委員長を務め、現在市展委員は65名。20日(土)には、集まった市展委員により厳選な審査が行なわれ、最高賞となる市展賞には、油彩「自室にて」皆里賢一朗さん・市長賞には、工芸「離陸」江端良浩さん・教育長賞には、水彩「父と娘」垣内敦子さんの作品が選ばれた。江端さんは、卵の殻を使い特殊な技法で鶴を描き、この受賞で市展委員に新たに加わった。
 1階の市民・多目的ギャラリーには、水彩・版画・素焼・パステル・彫刻・日本画を、2階会場には、油彩・水彩・工芸作品を展示し、市内で開かれる一番規模が大きい美術展で、市展を目標に製作に励む愛好家も多く、力作が揃い、活躍中の市展委員の作品も同時に楽しむことができる。
shiten2.jpg また、長年市展委員を務めた故人の遺作も6点展示され、故人を紹介するパネルが添えられ、改めて作品を鑑賞し故人を偲んでいた。来場者は「見応えがあって素晴らし作品ばかり」と作品を楽しんでいた。
 なお、10月4日(土)16:00から、展示会場で、市展委員による講評を行い、18:00からニュー三幸(稲穂1)を会場に、表彰式及び懇親会を予定している。
 第68回市展 9月25日(木)〜10月5日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)・月曜日休館
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー・多目的ギャラリー、2階会場
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