《次期市長選》 森井氏3度目の挑戦へ 後援会に伝達


 来年4月の統一地方選選挙の小樽市長選に、これまで2度出馬し敗退した、元小樽市議の森井秀明氏(42)が、3度目の挑戦を決め、このほど後援会にその旨を伝達していたことが分かった。

morii.jpg 次期小樽市長選挙には、現職一期の中松義治市長(68)が、8月29日の定例記者会見で、「8月28日(木)には、後援会や組織・団体を代表する人々に、市長選へ立候補する旨を伝え、来年まで残された任期に全力を傾けたい」と、出馬の正式表明をしていた。関連記事
 森井氏は、今夏、銀鱗荘のレストランで開いた会合で、「次期市長選に出る」との意向を伝えていたが、中松市長の動きを受け、最近になって、「もりい秀明後援会」の会員宛てに、葉書の「もりもり通信」を郵送した。
 この通信の中で、「一部の人達の声を鵜呑みにするのではなくて、市民の皆様と一緒に汗を流し、市民の皆様にしっかりと情報提供し、今こそ開かれた市政、しがらみのない市政を実現する時ではないでしょうか。新たな時代を迎える時が刻一刻と近づいております。もう私に世代交代をさせて下さい!小樽をしっかりと変えて参ります」と、絶叫し、実質的な出馬声明を記し、後援会活動を拡大している。
 中松・森井の両氏とも、出馬声明をしても、市民には、まだ、小樽の街をどうするのかの具体的施策が、全く聞こえてこない。また、第三者の出馬があるのかを含め、秋の深まりとともに、小樽の街には、政治の季節がやってきた。
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