知産志食しりべし! 美味しいスタンプラリー


 後志の旬を食べて地域活性化を図る「知産志食しりべし美味しいスタンプラリー」(杉江俊太郎実行委員長)が、10月8日(水)から2015(平成27)年2月15日(日)まで、昨年に続き開催される。
shiribeshievent.jpg 後志産食材の認知及び消費・活用拡大への啓発活動の一環として、飲食店と連携して、美味しい物を提供し、市民の消費を促し、地域活性化につなげることを目的としている。
 小樽市内の飲食店48店舗と赤井川と黒松内の2軒の、昨年より5件ほど多い計50店舗が参加。応募用紙が付いた同イベントのチラシ10,000枚を作成し、各参加店舗や市内外各所に配置。参加店舗で500円以上の飲食をすると、1店舗1個のスタンプを獲得できる。
 応募用紙には、予め1つ捺印してあるので、4店舗のスタンプを集めると応募できる。1枚の応募用紙に、必ず違う店舗のスタンプを集めるのが条件で、1人何枚でも応募可能。参加店舗にある応募箱に、住所・氏名・年齢・性別・電話番号を記入し投函する。
 同スタンプラリーは、同じ地産地消の取り組みで全日本司厨士協会小樽支部主催の「第20回後志フードフェスティバル」と連携し、スタンプラリーのスタートを同フェスティバル開催日に合わせた。同フェスティバル参加者には、さらにスタンプが1個捺印された応募用紙を配布する予定。第20回後志フードフェスティバル
 また、11月15日(土)〜2015(平成27)年1月18日の期間で始まる小樽観光協会主催の食イベント「Otaru Machi Go-han(おたるまち ごーはん)」とも連携している。Otaru Machi Go-han(おたるまち ごーはん)
 応募者の中から、抽選で105名に賞品が当たる。特賞は5名で、2万円相当の後志産の海や山の幸の詰め合わせ、知産志食グルメ賞は50名で、参加店舗の3,000円分食事券、知産志食特産品賞は50名で、後志の特産品。3月上旬に抽選会を行い、3月下旬に当選者に連絡予定。
 田中一良副実行委員長(田中酒造社長)は、「後志管内の農水産物が、小樽を含め北海道全体に知名度が低く、消費されていないことや、飲食店や製造メーカーで使われていないと、商工会議所の調査で分かった。そこで、地域産業や地域経済の活性化を図り、人口減を抑える効果的なイベントを考え、昨年度から実施。後志は農水産物の宝庫で、小樽の製造業の約半分は、食品製造業・加工業で、飲食店も多い。これらがコラボして、後志産の食材を使い美味しい物を作り食べてもらう。足元の活性化を施策したスタンプラリー事業が、上手く進展し次に続けたい」と期待を寄せている。
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