更生保護に努める5名 藍綬褒章と法務大臣表彰


 春の藍綬褒章や法務大臣表彰を受賞した小樽地区保護司会の5名が、11月7日(金)15:30から、市役所(花園2)に、市長を表敬訪問した。賞状とメダルを持参し和やかに歓談した。
 受賞した5名は、長年に渡り、罪を犯した人達の更生保護に努めた功績が認められ、表彰された。布施由紀子さんは、春の藍綬褒章を受賞、北嶋恭子・本間馨・余湖享・麻上奎五さん(欠席)が、法務大臣表彰を受賞した。
hogoshi.jpg 中松市長は、「長い間保護司としてありがとうございます。改めておめでとうございます」と敬意を表した。
 布施さんは、1985(昭和60)年11月から保護司を29年間続け、2009(平成21)年10月に法務大臣表彰を受賞しており、「主婦で、保護司とは何か聞いたこともなかったが、昭和60年に分区の方に推薦され始めた。同じ分区の方々の指導と支えで今日まできました」と、藍綬褒章の受賞の喜びを噛み締めていた。
 北嶋さんは、1992(平成4)年6月から22年間、麻上さんと余湖さんは、1993(平成5)年6月から21年間、本間さんは1995(平成7)年12月から19年間、それぞれに保護司を続けている。
 小樽保護司会は、札幌保護観察所(平成26年4月1,259名の保護司)に属し、7つの分区に分かれ、76名の保護司で定数100%を確保し続けている。
 民間ボランティアの保護司は、犯罪を犯した人の環境調査をしたり、保護観察期間、家族や本人と面談したり、立ち直りを支える活動を行うとともに、地域の犯罪や非行の予防にも尽力している。また、働く場所を見つけるために、小樽地区協力雇用主会を中心となって立ち上げた。
 札幌保護観察所HP