次期衆議院選・道4区 酒井隆裕氏(共産)擁立


 日本共産党は、次期衆議院選挙・北海道4区(小樽・後志・手稲地区)に、共産党小樽地区委員会・常任委員・日本共産党北海道4区政策委員長の酒井隆裕(さかい たかひろ)氏(40)を擁立することを決め、児玉健次氏以来の議席獲得に期待を寄せている。
1118kyousan.jpg 11月18日(火)11:00から、市役所(花園2)本館2階市政記者室で記者会見を開き、日本共産党小樽地区・千葉隆委員長と、北野義紀市議議会議員、酒井氏が出席し、出馬を発表した。
 酒井氏は、1974年4月25日岩見沢市に生まれ。北海道滝川工業高等学校機械科を卒業。日清紡績株式会社(名古屋)に勤務しながら、名城大学法学部Ⅱ部(夜間)法学科を卒業。1999年に日本共産党へ入党。党北空知地区委員会に勤務し、2003年に滝川市議会議員に当選し、2期務めて退く。2011年に党北海道委員会へ勤務し、2011年党小樽地区委員会常任委員、党北海道4区政策委員長となる。現在は、小樽市新光に住み、小樽へ移住して3年目。小樽は父親の出身地でもある。
 千葉委員長は、「若くて論戦力のある党の幹部酒井氏に立候補してもらうこととした。来月の14日と短期決戦になる。日本共産党北海道の議席は2000年に児玉健次氏が比例代表で当選して以来ない。今度こそ、北海道で衆議院議員の議席を勝ち取りたい。酒井氏が先頭に立ち、若さと論戦力で大いに共産党の支持を広げたいと思う」と話した。
kyousan-sakai.jpg 立候補を決意した酒井氏は、「消費税増税をストップさせるよう先頭に立ち、4区特有の問題の泊原発再稼働を決して許さず、電気料の値上げについても政策の中で強く訴えたい」と意欲を示した。
 酒井氏は、「なんとしてでもこの4区から議席を取るためにがんばりたい。児玉健次氏以来の議席を獲得するために全力を尽くしたい。安倍内閣は、消費税率引き上げを先送りした。国民の7割が増税に反対している。国民の声に押され解散せざるを得なくなったことが真相ではないかと思う。増税については、きっぱりとストップさせたい。小樽市においては、カジノ構想があり、国会の中では、今回の衆議院議員解散を受けて事実上成立は不可能となるが、カジノは、この4区も北海道・日本からも必要ないことを強く訴えてまいりたい」と述べた。
 安倍首相は衆院選日程を「12月2日公示、14日投開票」とする方針を発表した。11月19日(水)15:30から小樽市総合博物館手宮入口前、16:30から長崎屋小樽店前で、街頭演説を予定している。
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