小樽技芸講師研究会 チャリティーバザー!


charitybazaar1.jpg 第39回小樽技芸講師研究会チャリティーバザーが、11月20日(木)から25日(火)まで、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで開催中。
 市内在住の50代から80代のフラワーデザインやレザークラフト、手編み、籐工芸の講師8名で作る「小樽技芸講師研究会」(中村澪子会長)が主催して、毎年この時期に開催し、心待ちにしている市民も多い。
 会場には、講師や教室に通う生徒らの作品約5,000点がところ狭しと展示され、来場者は、足を止めて見入っていた。また、作り方や素材について尋ねたり、講師から直接話を聞くことができ、それぞれに、会話に花を咲かせていた。
charitybazaar2.jpg オリジナルバッグ作家の山田育子さんは、生徒さんと売り場を手伝い、革製のオリジナルバッグやたまゆらペンダント、ICカード入れやふれあいパス入れの実用的な小物など、約200点を出店。会場で注文も受け付けている。山田さんは「作家さん同士も仲がよく、楽しい」と話した。
 その他、帯や着物地からコサージュやペンダント、刺繍をあしらった小物入れ、これからの季節にぴったりのセーターやベストなどの編み物製品も展示販売され、価格もリーズナブルに設定されている。
 帽子制作を専門とする福田美和子さんは、おしゃれなデザインの帽子をテーブルいっぱいに並べた。
charitybazaar3.jpg 籐工芸は、渋谷昭子さんが開く教室のベテラン生徒さんも会場を手伝い、籐を素材にカゴばかりではなく、アクセサリーや造花、ツリーやサンタクロースなども制作している。渋谷さんは、四ツ葉学園利用者に籐工芸を指導し、その一部も会場で販売した。
 資格を持つベテラン生徒のひとりは、「籐の皮やつるなどを素材に作品を作り、新しい作品に挑戦し、お互いに刺激を受けながら、楽しんでいる」と話した。
charitybazaar4.jpg 日本フラワーデザイナー協会名誉本部講師の中村会長は、造花のアレンジや正月飾りを展示し、来場者の質問に対応。新年用に、菊やタッセルをあしらったおしゃれなドア飾りが並び、来場者の注目を集めた。中村会長は、「価格はどれもリーズナブルで、役立ててもらおうと、売り上げの一部を毎年寄附している。会場には、様々な手作り作品を展示し、手作りを楽しむ人の参考にしてもらいたい」と話した。
 第39回小樽技芸講師研究会チャリティーバザー
 11月20日(木)〜25日(火10:00〜20:00(最終日16:00)
 長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザ
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