スキーの季節到来! 天狗山で安全祈願祭

 小樽天狗山スキー場(最上2)を運営する中央バス観光商事株式会社(岡田浩司取締役社長)は、12月6日(土)のスキー場オープンに先立ち、2日(火)11:30から、天狗亭(最上2)で安全祈願祭を行なった。
 発達した低気圧の影響による山頂の強風を懸念し、当初予定の天狗山スキー場山頂展望レストラン会場を、急遽、ロープウエイ乗り場下の天狗亭に変更した。
tenguyamasky1.jpg 同社社長をはじめ、北海道中央バス株式会社・ 牧野和代表取締役社長、小樽市港湾部観光振興室・中野弘章室長、小樽観光協会・西條文雪会長、小樽天狗山観光振興会・浅原千代治会長、小樽スキー連盟や小樽天狗山スキー学校の校長など関係者30名が出席した。
 会場には祭壇が設けられ、小樽総鎮守・住吉神社(住之江2)星野昭雄宮司により神事が進められ、牧野社長に続き、各関係機関の代表者が玉串奉奠を行い、安全を祈願。山麓館へ会場を移し、直会(なおらい)が行われた。
 岡田社長は、「待ちわびた山も雪景色となり、スキーシーズン到来を思わせる光景となった。スキー場も今週土曜日に営業が始まる予定で、昭和54年にスキー場を開業し、36回目のシーズンとなる。安全はもとより、万全な体制でお客様を迎えし、安定的な降雪と山の賑わい、また、地域の繁栄を祈念した。
tenguyamasky2.jpg スキー場の利用状況で、昨年度のリフト利用者は、24万人となり、近年、23万から25万人を推移している。スキー利用者は、景気の動向や社会情勢によって変化するが、長期予報では、安定な降雪が見込まれる予報を信じ、スキー人口の回復もあり、昨年以上の利用を期待している。
 天狗山は、観光拠点としても営業し、クルーズ客船の入港などにより海外客が多く訪れ、昨年を大きく上回る来場客となった。冬もこの勢いをしっかりと受け止め、冬の観光を楽しんでもらいたい」と挨拶した。
 小樽天狗山ロープウエイでは、11月4日(火)から安全整備点検を開始し、11月29日(土)から冬期営業を開始し、平成27年3月31日(火)まで営業。30人乗りのロープウエイは、9:00から21:00まで12分間隔で運行。山麓から山頂まで約4分で到着。山頂からの夜景は、ミシュラングリーンガイドジャポン(観光案内本2009・2011)で星1つを獲得し、北海道三大夜景のひとつに数えられ、1年を通じて、夜景を楽しむ国内外からの観光客で賑わっている。
 天狗山スキー場の営業は、12月6日(土)から平成27年3月22日(日)を予定している。同スキー場は、初心者から上級者までの6つのコースあり、小樽港や市街地を眼下に、スキーやスノーボードを楽しむことができる。
tenguyamasky3.jpg 2日の天狗山は、低気圧の影響で雪が降り積もり、6日(土)のオープンに向けて、今後の降雪に期待を寄せている。
 小樽観光協会主催の「小樽ゆき物語」の関連イベントとして、天狗山山頂の天狗桜を青の運河のイルミネーションに合わせ、青色にライトアップし、天狗山山頂には、雪で作ったスクリーンを設置。開始時期は積雪状況にもよるが、12月19日~1月18日の毎日16:00~20:00に、小樽ショートフィルムセッション受賞作品を放映。スキー場山麓には、12月24日〜3月22日に、ソリ・チューブ滑り用の雪のすべり台を設置。1時間ソリ300円・チューブ500円でレンタルしている。
 元旦恒例となる「初日の出」と「初滑り(ファーストラン)」を開催。06:30からロープウエイを運行し、天気が良ければ、初日の出時刻7:06頃に、ご来光を拝むことができる。ロープウエイ往復料金:大人1,140円・小人570円。
 また、1月1日(木)だけ、7:00から9:00までロープウエイ乗り放題で、初滑りを思う存分楽しめる。ロープウェイ料金:大人1,100円・小人無料。
 小樽ゆき物語〜天狗山開催イベントについて
 小樽天狗山ロープウエイHP