ハンディ乗り越え 自立や更生援護を讃え表彰


1205nakata.jpg 小樽市障害者自立更生者・更生援護功労者を称える表彰式が、12月5日(金)11:00から、小樽市役所(花園2)2階市長室で開かれた。
 身体障害者自立更生者の中田正子さんと身体障害者更生援護功労者の安宅幸代さんに、中松義治市長から表彰状が手渡された。
 小樽市では、身体障害者又は知的障害者であっても、自立更生し、他の障害者の模範となる人を「障害者自立更生者」とし表彰。永年に渡り、身体障害者又は知的障害者の更生支援に尽力し、その功績が特に顕著である人を「障害者更生援護功労者」として表彰している。
 中松市長は、「これからも、指導を含めて元気に頑張ってもらいたい。頑張りのお礼を申し上げたかった」と、栄誉を讃えた。
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 中田さんは、「名誉ある表彰をいただき、自立のために頑張ってまいりたい」と話し、安宅さんは、「思いがけないことで嬉しい」と今の気持ちを述べた。
 中田さんは、小樽視覚障害者福祉協会に入会し、ボウリングや生花、カラオケ教室に積極的に参加し、ハンディを持ちながらも、明るく活発に過ごし、障害を持つ人々の模範的存在となっている。
 一方、安宅さんは、障害を持ちながらも、昭和62年頃から小樽ろうあ協会で長年活動し、現在は本部の会計を担当。福祉協会の役員も務める。以前には、相談員として日常生活の悩みや相談も受け、多くの障害を持つ人々を支える努力をしてきた。