青の運河で仕掛け花火! 小樽ゆき物語

 小樽の冬や雪を楽しむイベント「小樽ゆき物語」に関連して、青のイルミネーションでライトアップされた運河を会場に、12月20日(土)18:00から、「音と光のシンフォニア」と題して、仕掛け花火とライブイベントが開催され、多くの観客が幻想的な光景を楽しんだ。
bluecanal3.jpg 心配していた雨も降らず、18:00〜19:00の気温は6.2〜7.2℃と、この時期としては高めの気温で経過し、穏やかな陽気となり、家族連れやカップル、外国人観光客らが集まった。
 18:00から、青のライトで飾られた幻想的な運河をステージに、ライブイベントを開催。3組のアーティストが2回ずつ出演。トップバッターは、札幌を中心にピアノ弾き語りで活動する小林順平氏が登場し、クリスマスソングが響き渡った。
 18:30から仕掛け花火が点火された。運河中心部のライブステージを中心に、ハの字を描くように仕掛け花火を設置。運河の水面からも花火が点火され、炎が運河を彩る幻想的な光景を醸し出し、観客を魅了した。
 花火近くにいた観客らは、予想外の煙で何も見えない状態となったが、煙の隙間から滝のように流れる落ちる炎に見入っていた。
bluecanal4.jpg 引き続き、ライブイベントが行われ、小樽在住のシンガーソングライター石谷嘉章氏が出演し、ファルセット(裏声の一種)を得意とする澄んだ歌声が会場に響き渡った。3組目は、小樽在住の夫婦アコースティックデュオ「yuecafe’」が出演した。
 2回目の花火は19:30に行われた。その後、再びライブが行なわれ、20:00に終演した。市内在住60代男性は、「花火があると聞いて、写真を写そうと会場に来た。花火やイルミネーションと合わせて撮影した。綺麗だった」と話した。
 イベント関係者は、「冬のこの時期に、人を集めるきっかけになればと思う」と話した。青の光で彩られた「青の運河」は、12月25日(木)まで日没から22:30まで点灯している。
 小樽ゆき物語HP
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