2015年の新しい年を迎える準備のひとつ、小樽市総合博物館(手宮1)の人気講座「パソコンでカレンダー作り」が、12月27日(土)・28日(日)の2日間10:00から12:00まで、同館2階研修室で開かれ、思い出の写真などを掲載したオリジナルカレンダー作りに精を出した。
事前に参加者を募ったところ、定員6名に、27日(土)は9組12名の家族が、28日(日)は8組が参加を予定し、定員を超える人気でリピーターも多い。
会場には、ひとり1台ずつ使えるようパソコンがセットされ、講師を務める同館・東山一成学芸員から作成方法が説明され、他2名の職員が参加者の質問に対応した。
今年度より、最新のプリンターを購入し、今までA1の用紙に10分もの印刷時間を要し、印刷待ちとなることが多かったが、印刷にかかる時間が短縮され、大きく改善された。例年通り、A2サイズで2枚、A1サイズで1枚のどちらかを作成し、追加は有料で受け付けた。
インターネットで流通の「オーズ・カレンダー・ライブラリーEX」のカレンダー専用ソフトを使用し、様々な種類のカレンダーを作ることができ、6ヶ月用や1年用など、どんなカレンダーを作るか選択するところから始まった。
各自持参した切り抜きや画像から載せたいものを選び、大きくしたりトリミングしたり、次に、カレンダーの部分の文字や年月表示の書式を決めて、データを完成させ、職員に確認してもらい、いよいよ印刷となった。
1時間ほどで、データが次々と完成し、プリンターで印刷し、大型のカレンダーが出来上がった。ディズニーランドへ行った思い出の写真や、釣りへ行った風景写真、孫の写真などを載せたオリジナルカレンダーが完成した。
手宮小5年・関川翔太君は、ひとりでコツコツと制作に励み、A1サイズの用紙に、好きなアニメのドラゴンボールとワンピースの切り抜きを載せた1年用のカレンダーを制作。「初めて参加した。意外に簡単にでき楽しかった。完成したカレンダーは、自分の家に飾りたい」と満足した様子だった。
東山学芸員は、「パソコンの利用の方法を学び、パネルやポスターを作成している博物館所有の大型プリンターを、皆さんにも活用してもらいたい」と話した。28日(日)も10:00から、同会場で開かれる。
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