"繋がり"をテーマに! 第17回小樽雪あかりの路


 2月6日(金)から15日(日)までの10日間の日程で開催する「第17回小樽雪あかりの路」(同実行委員会主催)のイベント内容が決定し、同実行委員会・各担当部会より発表された。
 今回は、人と人との繋がりや灯りの繋がりなど、「繋がり」をテーマとして、会場づくりやイベントを開催する。
0123yukiakari2.jpg メーン会場のひとつ運河会場では、浮き球キャンドル200個が水面に輝き、公募8団体のオブジェと小樽おもてなしボランティアの会によるフォトステージなどのおもなしストリートや、浅草橋街園では、写真スポットとして賑わうハートのオブジェをおたる潮まつり実行委員会が製作し、ホットドリンク・スープや雪あかりのグッズ(浮き球キャンドル等)を販売する。
 もうひとつのメーン会場・手宮線会場では、国内外のボランティアや市内高校生などが各スポットを担当し、オブジェの製作に取り組む。美術館前の色内広場では、体験コーナーを設置し、小樽観光ガイドクラブによる「ワックスボウル製作」やベテランボランティアが指導する「スノーオブジェ製作」を楽しむことができる。
 準メーン会場となる朝里川温泉会場は、静かに灯りを楽しめ、写真スポットとして注目が集まる。ホットドリンク等の販売を予定。
0123yukiakari3.jpg 2日間以上の開催を条件とするあかりの路会場は、天狗山・JR小樽駅・富岡教会・堺町通り・ゴロダの丘(塩谷)・学校・町会・企業など41会場で開催。様々な個性溢れるオブジェや灯り、工夫された会場も多く見逃せないスポットとなる。
 同イベントを支える重要なボランティアについては、韓国ボランティア(OKOVO)は、2月1日(日)から19日(木)まで53名が、中国ボランティア(eVOL)は、3日(火)から17日(火)まで14名の参加を予定している。4日(水)18:00から、ウィンケル(朝里川温泉)で、雪中バーベキューで決起大会と交流を深める歓迎会を開催する。
 未来を担う即戦力となる市内高校生のボランティアを募るためポスターを初めて作成し、各学校に掲示してもらう。1日200人以上のボランティアに支えられ、10日間で2,000人以上が携わっている(昨年期間中延べ2,802人・前々回延べ2,924人)。桜陽・商業・双葉高校から参加があり、今後、他校からの参加に期待を寄せている。
0123yukiakari4.jpg 今回から子ども達にも楽しめるよう「謎解き宝探しゲーム・雪あかりの宝」を開催する。会場内に隠されたヒントを探し謎を解いて、宝を探し出すゲーム。答えを見つけた人の中から抽選で景品をプレゼントする予定。
 青年会議所製作のスノー滑り台は、手宮線会場の中央通り側からスノートンネル側に場所を変更して設置を予定している。
 見やすくリニューアルした公式ガイドブック(B5版・カラー24P)を10万部発行。来週末に配布を予定し、2月6日(金)の朝刊に折り込み各世帯へ配布。
 協賛金については、大変厳しい状況で、一般協賛目標額586万円のところ、1月19日現在で256万円・目標額43.7%。広告協賛は、565万円が集まり目標額98.4%。市内店舗へ浮き球募金を設置、会場内でも募金を呼び掛ける。
 ろうそく(1袋9個500円)を、市内89店舗で販売中。市内のコンビニ(セブンイレブン・サンクス・ローソン)で販売しており、貴重な財源となり協力を募っている。
0123yukiakari1.jpg 開催初日の6日(金)17:00から、小樽運河浅草橋街園でオープンニングセレモニーを開催する。
 その他、小樽観光大学校の協力によるバックヤードツアーや過去3回のフォトコンテスト入賞作品を展示するなど盛りだくさんに企画。
 昨年度の入込数は49万8千人と、前年比1,000人の増となり、今年度もより多くの来場者を期待している。
 山城栄太郎検討委員長は、「スノーオブジェを楽しむイベントが多数増えているが、違いとしては、歴史と灯りをマッチさせた会場づくりを行っているところ。市内41の会場であかりの路会場があり、今後、メーン会場となりつつあるところもある。期間中は、店舗や自宅の玄関先など至るところに灯りを灯し、小樽全体で盛り上げることを目標としている」と話した。
 問合せ 0134-32-4111内線267・直通 0134-27-2671・FAX 0134-27-2671
 小樽雪あかりの路実行委員会事務局(小樽市産業港湾部観光振興室内)
 小樽雪あかりの路HP