1月18日は118番の日! 海上保安庁緊急通報


0118kaiho1.jpg 海上保安庁では、海上での緊急通報用の電話番号として、2000(平成12)年5月から「118番」の運用を開始した。多くの人々に重要性の理解と海の安全確保のため、2010年(平成22)年12月に、毎年1月18日を「118番の日」と定め、周知活動が全国各地で行われている。
 小樽市海上保安部は、1月18日(日)9:00から15:00まで、ウイングベイ小樽(築港11)1階5番街ハイタッチコートで、118番周知活動を実施した。
 海上保安部職員6名が対応にあたり、マスコットキャラクターのうみまるが登場し、子ども達の人気を集めた。来場者に啓発グッズを配布し、海上保安庁の業務紹介パネルを展示し、周知活動を行った。
0118kaiho2.jpg 今回は、幅3m・長さ7mの巨大カーペット状の「3D海底地形図」や、海上保安友の会による写真コンテスト入賞作品16点を展示するなど、趣向を凝らした展示を行い、買い物客らの関心を集めていた。
 関連事業として、同日9:00から17:00まで、小樽海上保安部所属巡視船「しれとこ」及び巡視艇「すずかせ」において、電光掲示板のライトメールで「118番の日」を周知する文字が流れた。
 平成25年度の全国での118番通報は、505,000件。約99%が間違いや無言電話等で、有効となる通報は1%ほどとなっているのが現状とのこと。
 小樽海上保安部管理課・田辺憲久総務係長は、「海上での緊急通報ダイヤル118番は、まだ知られていないため、皆さんに理解を深めてもらいたい。海上で事件・事故に遭った場合には、慌てずに118番を利用してもらいたい」と呼びかけていた。
 小樽海上保安部