ディスコステップ練習の場 "DISCOTIC NIGHT"


 かつて小樽で流行ったディスコステップを練習しようと、「DISCOTIC NIGHT vol.1」が、1月31日(土)19:00から22:00まで、Caf’e DONBURI DO.?(堺町3・彦蔵2階)で開かれた。
 70&80年代のディスコ曲を、DJ.BRYANが会場の雰囲気に合わさせて選曲し、ミラーボールでライトアップした会場に、約40人が集まりディスコを楽しんだ。主催はLive Stoic’s 実行委員会(高橋将友実行委員長)。
disconight2.jpg 1975(昭和50)年頃、ディスコが大ブームとなり、小樽市内のダンスホールでは、ディスコを楽しむ大勢の男女で賑わった。そこには、自由に踊る曲もあれば、小樽独特のディスコステップもあり、セプテンバーなどの曲がかかると、ホールに一列に並び、同じステップで一斉に踊っていた。
 最近では、当時のディスコ世代向けに、ダンスパーティーが各地で開催される中、ダンスパーティーに行ってみたいけど、敷居が高くて参加しずらい人や踊る自信のない人のために練習の場を設け、みんなでダンスを楽しもうと、高橋実行委員長とバンド活動等を通じて繋がりを持つ、市内在住の太田政明さんが火付け役となり、開催が実現した。
 会場では、当時のバリバリのディスコ愛好家の50代の女性3人が手本となり、ステップの練習場となった。「星降る街角」「朝まで踊ろう」「セプテンバー」などの曲が流れ、参加者はディスコを楽しんだ。disconight1.jpg
 同会小山内和子副実行委員長は、「皆さん楽しそうに参加し、開催した意義を果たせたと思う。宣伝不足だった課題もあるが、練習の場の雰囲気も充分出せたと思う。踊れなくても恥ずかしがることなく、どんどん参加してもらいたい。次回は、秋頃の開催を予定している」と話した。
 市内在住の会社員本間裕子さんは、「20年ぶりに踊った。東京生まれのため、当時の小樽のディスコステップを知らず、1列に並ぶステップになると疎外感を感じていたため、覚えようと参加した。小樽独特のステップは、フォークダンスに近いものがある」と話した。
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