雪と灯りの共演! 小樽雪あかりの路開幕

 小樽の冬を魅了する「第17回小樽雪あかりの路」が、2月6日(金)に開幕した。
 15日(日)までの10日間、多彩なイベントが市内各所で開かれ、雪と灯りの共演を楽しむ国内外の観光客らが、毎年50万人ほど訪れ、小樽の冬を代表するイベントとなっている。
0206yukiakari1.jpg 17:00から、小樽運河・浅草橋街園で、オープニングセレモニーが開かれた。姉妹都市ソウル特別市江西区代表団17名も会場に訪れ、中村全博実行委員長や中松義治小樽市長が挨拶。ミス小樽も参加し、ガラスの浮き玉への点灯式が行われ、開幕を祝った。
 引き続き、浅原富希子With Sea Of Grace によるゴスペルコンサートが開かれ、会場に澄んだ歌声が響き渡った。
 撮影スポットのハートのモニュメントにも灯りが灯され、カップルや家族連れなどが撮影を楽しだ。運河には、ろうそくのやさしい灯りがゆらめく浮き玉キャンドル200個が浮かび、幻想的な光景に包まれた。運河散策路には、大勢の観客が行き来し混雑が続いた。
0206yukiakari2.jpg 手宮会場では、押し花が飾られたワックスボウルやオブジェに灯りが灯された。韓国・中国・日本・市内高校生ボランティアのオブジェも完成し、灯りを絶やさないようにボランティアが見回っていた。
 スノートンネル側に場所を移動した青年会議所広場のスノー滑り台では、子ども大人もチューブソリで斜面を豪快に滑り、歓声を上げていた。
 市内20代女性は、「雪が降らずお天気で良かった。新しいオブジェもあり楽しめた」と話した。市内中心部は、雪あかり会場へ向かう人々で賑わい、厳しい小樽の冬を活気づけていた。
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 オープングセレモニー前の16:40から、同会場では、東京在住の平間さと子さんのピアノライブが開かれた。今年で8回目の参加となる平間さんは、寒い屋外でピアノの生演奏を行い、灯りとピアノの共演に、多くの観客を魅了した。2011年に全国リリースされた、同イベントをイメージしたマキシシングル「雪あかりの路」が演奏され、集まった聴衆の心に響き渡った。
 7日(土)・8日(日)18:00〜19:00、運河会場中央橋街園「ライオンズ広場」で、ライブを予定している。(無料)
 小樽雪あかりの路HP