ひっそりとロウソクの炎が! 朝里川温泉会場

 朝里川のほとりに、ロウソクの炎がゆらめく、小樽雪あかりの路・準メーン会場となる「朝里川温泉会場」は、静かにじっくりと楽しみたい人や、夕暮れ時の写真愛好家達の撮影スポットとして、多くのが訪れている。
asariakari1.jpg 2月9日(月)、真冬らしい寒さが戻り、20:00には、マイナス8.9℃の厳しい寒さの中、韓国ボランティアOKOBOのメンバーは、オブジェを手直ししたりロウソクの火を絶やさないように、会場の見回りをしていた。初めてボランティアに参加した女性は、「足が冷たくなるけど、他国の人との交流が楽しい」と話した。
 人気のスポット川の会場には、ハートの型に作ったロウソクの炎を、今年は川の両岸に作られた。川の流れる音をバックに、炎がゆらめき幻想的な光景に包まれていた。広場では、ロウソクの灯り伝いに散策路も完成した。
 雪あかりの路限定の「ウインケルカフェ」は、17:00から21:00まで開店。温かい飲み物と手作りのクッキーや大豆マフィンを提供し、日替わりでチョコレートケーキやキッシュなどもメニューに加わる。
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 2階には、靴を脱いでゆっくりとくつろげるよう、カーペットが敷き詰めてあり、注文した飲み物と一緒にキャンドルも運ばれ、灯りを楽しみながら飲み物を味う、あったかいおもてなし付きの空間。
 14日(土)20:00から、約300発の花火が7分間、朝里川温泉スキー場から打ち上げられる。凍てつく夜空の下、花火と灯りの共演を楽しめる。
 北海道中央バスでは、雪あかりの路期間中、朝里川温泉会場まで延長運行している。小樽駅発16:25〜20:05・朝里川温泉会場発17:03〜20:43。雪あかり会場の往復は6便、朝里川温泉までの往復は4便が運行している。