国立大学前期日程入試 小樽商大751人が挑戦


 2月25日(水)は、2015年度国立大学2次試験(前期日程)が全国一斉に行われた。
 小樽商科大学(緑3・和田健夫学長)では、9:50から大学入学試験を実施した。校内10の試験室に分かれ、受験生751人が合格を目指し、試験に挑んだ。毎年、実施していた東京試験会場(河合塾麹町校)での受験は行われなかった。
0225syodaitest1.jpg 同大学では、305人の定員に対し、830人が志願し、昨年より6人減少。内訳は、昼間コース定員280人に対し、志願者679人・志願倍率2.4倍。夜間主コースは、定員20名に対して志願者120人・志願倍率6.0倍。昼間コース専門高校・総合学科卒業生入試は、定員5人に対して31人が志願し、志願倍率は6.2倍となった。
 志願者の出身校所在地は、95%が道内となり、ほぼ例年並み。内訳は、昼間コースで、道内出身校は653人で、このうち小樽市内の高校出身者は35人。夜間主コースでは113人で、このうち小樽市内高校出身者は7人。昼間コース・専門高校・総合学科での道内出身校は24人で、小樽市内の出身高校からの受験者はいなかった。
 現役・浪人別では、現役が698人・浪人132人となり、84%が現役を占め、ここ数年は、80%を超える現役が多い傾向になっている。内訳は、昼間コースは、575人が現役・104人が浪人、夜間主コースは、95人が現役で、25人が浪人、昼間コース専門高校・総合学科では、28人が現役・3人が浪人だった。
0225syodaitest2.jpg 未明に降り積もった雪で道路はアイスバーン状態となったが、JRやバスなどの遅れもなく通常通りに運行した。
 9:00前には、受験生を乗せた車やタクシー、臨時便のバスが、商大へ通じる道路で両方向とも渋滞となった。狭い道でバスと乗用車が交差できなくなくなったのが原因とみられ、大学間近だったこともあり、バスに乗車していた受験生は、そこで降ろされ、徒歩で学校へ向かった。
 校門前では、商大応援団が受験生を出迎え、応援団団長を含む6名が、試験会場へ向かう受験生を激励した。
 1試験室(104講義室)では130人が受験。緊張感が漂う中、係から試験の問題冊子が配布され、受験の注意事項が告げられた。
 9:50から、英語・小論文の試験が始まり、終了時間は17:30。
 合格発表は、3月6日(金)10:00から、同校ホームページと同校前の掲示板で発表する。
 なお、後期日程では、募集人員90人に対して、398人が志願し、志願倍率は4.4倍。昨年は469人が志願していた。
 小樽商科大学HP