水曜は"おはなしの会" 図書館で読み聞かせ


 市立小樽図書館(花園2・野口陽一館長)は、毎週水曜日15:00から、同館1階児童室で、絵本の読み聞かせなどの「おはなしの会」を開いている。
ohanasinokai1.jpg 3月11日は、第2水曜日を担当するおたる子ども劇場”ぐうちょきぱあ”(安達久美子代表)の3名による、紙芝居と絵本の読み聞かせが行われた。あいにくの悪天となり、参加者は5名といつもより少なかったが、予定時間に始まり、4つのお話を楽しんだ。
 人形劇サークル”ぐうちょきぱあ”は、40〜60代の女性8名がメンバーとなり、1991(平成3)年から、同館でおはなしの会を担当。20年以上にわたり、絵本の読み聞かせなどの活動を続けている。2012(平成24)年、北海道読書推進運動協議会主催の優良読書グループ北海道表彰を受賞している。毎年、こども読書週間に合わせ、同館で人形劇公演を行い、多くの子ども達を楽しませている。
ohanasinokai2.jpg 本日のプログラムは、紙芝居2作・絵本2冊を読み聞かせた。最初に、紙芝居「おかしだいすき くいしんぼう王さま」が始まり、参加者は、想像を膨らませながら聞き入った。次に、「どうぶつのおかあさん」の絵本を読み聞かせた。
 安達代表は、「こねこのチョコレート」を読み聞かせた。内容は、誕生日にプレゼントするために買ったこねこのチョコレートが気になって、夜中に全部食べてしまったが、最後にこねこが生まれプレセントになる物語。次々と展開する場面に参加者は引き込まれていった。最後は季節に合わせ、紙芝居「はるのかぜ」を選んだ。会は30分ほどで終了し、温かい拍手に包まれた。
ohanasinokai3.jpg おはなしの会に参加すると「がんばりカード」に、シール1枚が貼られる。16回参加し、シールがいっぱいになると、賞状とプレゼントがもらえるお楽しみがある。
 市内在住の長谷文也くん(5)は、シール16個が集まり、同館から賞状が贈られた。文也くんは、「今日のお話は、全部楽しかった。お話が好き」と話し、母親は「お兄ちゃんも連れて毎週来ている。賞状は5枚くらいもらった。一緒にお話を楽しんでいる」と話した。
 安達代表は、「参加者の年齢を考えながら、あまり難しくなく、季節に合わせた話や綺麗な絵の紙芝居や絵本を選んでいる。子どもとのやり取りを楽しみながら読んでいる。長年続けているので、参加している子ども達の成長も楽しみ」と話した。
 おはなしの会は、毎週水曜日15:00から15:30まで、同館1階児童室で開かれている。3月25日(水)は、山田さんのエプロンシアターを予定。
 市立小樽図書館HP
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