新入生向け手帳&リーフレット 商大と市役所コラボ企画


 小樽商科大学(緑3)は、新入生向け手帳「たるぽーと」と、今後のまちづくりを担う若い世代をターゲットにしたリーフレット「自治基本条例と協働のまちづくり」を、小樽市役所(花園2)と共同制作した。
 新入生向け手帳の「たるぽーと」(A4三折幅/96ページ・800部発行)は、小樽の活性化をマジで考える小樽商科大学マジプロの平成26年度プロジェクト(55名・11プロジェクト)のひとつで、峰尾真人さん(20)ら4人が、同大学に入学する新入生を対象に、小樽を知り親しんでもらいたいと、小樽の飲食店やひとり暮らし情報を満載した手帳を制作。
taruport.jpg 店主とコミュニケーションが取りやすい飲食店等を紹介し、1年間有効な50円引クーポンなどの特典が付いている。
 また、銭湯やATMの場所や利用時間など、暮らしに役立つ情報等を盛り込んだ。4月4日(土)の新入生を対象に開かれるオリエンテーションで配布を予定している。
 一方、リーフレット(A5判/16ページ・1,800部発行)は、市総務部企画政策室と共同制作し、編集には同大大津ゼミが全面協力した。
 平成26年4月施行した自治基本条例について関心を持ってもらい、まちづくりに参加する機運を高める1つのツールとして制作。小樽に住民票を移さなくても、市内で働く人や学ぶ人、市内で事業を行う人も小樽市民と定義。商大生も市民となり、豊かで活力ある地域社会の実現へ向け、若い世代が気軽にまちづくりに参加できるよう、分かりやすい内容で手に取りやすいサイズに仕上げた。小樽市主催のイベントや市役所渡り廊下等に配置する予定。
 また、市と同大大津ゼミが主催する、自治基本条例セミナー「堺町キッズモール」を、3月31日(火)13:00から16:00まで、小樽堺町通り商店街を会場に開催。市内の小学3年生以上を対象に親子15組を募集する。参加申込締切3月27日(木)。
 小学生と保護者が清掃活動を通じて、楽しみながら地域の仕組みを学び、まちづくり活動に関心を持つきっかけとなり、参加者との交流を通じて、地域のコミュニティに結びついているのを知ることが大切としている。
 同商店街の職人の協力を得て、制作体験や職業体験を行い、地域との関係性を強化し、持続可能な参加・協働の仕組みづくりを目指す。
 問合せ:0134-32-4111内線273 小樽市総務部企画政策室
 自治基本条例の制定について