吹奏楽19団体が集結! 市民会館でフェスティバル

 3月21日春分の日恒例の「吹奏楽フェスティバル」が、小樽市民会館(花園5)大ホールで、12:00から開かれ、後志管内の中・高校、社会人の吹奏楽19団体が一堂に集結。個性溢れる演奏会となり、大勢の観客を魅了した。
suisougakufes.jpg 後志吹奏楽フェスティバル実行委員会(佐藤誠一委員長)が主催し、12回目を迎えた。この日のために、出場する学校の吹奏楽部では、練習を重ね準備をしてきた。
 18のプログラムが1部と2部に分かれ、社会人団体や中学校、高校の団体を混ぜながら、各団体が2曲または3曲を演奏。
 小樽ブラス・ファイブがミュージカル「キャッツ」のメドレーでオープニングを飾った。他の団体は、アニメのテーマソングやディズニーメドレー、歌謡曲、弦楽合奏曲など多彩なジャンルの曲を演奏し、観客を楽しませた。
 フィナーレでは、出演者336名全員がステージに上がり、「宝島」を佐藤委員長の指揮のもと、合同演奏し、観客からは大きな拍手が沸き起こっていた。

 孫の演奏を聞いた祖母は、「今日の演奏は、とても良かった。孫はフルートを担当し、朝から、土日も休まず熱心に練習している。中学2年生なので、今年も演奏会を楽しみにしている」と話した。
 佐藤実行委員長は、「中学生が少ない中、300人で演奏する素晴らしさ。お互いの演奏を聞き合い、刺激になればと思う。大人は、子ども達の演奏を見て懐かしく思った。今後も20回目まで続けていきたい。最後の曲に選んだ宝島は、楽しい曲でソロの部分があり、アドリブでサックスが集まり演奏し楽しめたと思う」と話した。
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