70歳以上の市民へ ふれあいパス交付開始


 小樽市は、70歳以上の市民約33,000人を対象に、平成27年度ふれあいパスの交付を、3月24日(火)の銭函方面地区から開始した。
 25日(水)・26日(木)・27日(金)・30日(月)の4日間、10:00から16:00まで、NTT小樽支店ビル(稲穂2)1階特設会場で交付が行われ、この4日間で、約13,000人の交付を見込んでいる。
fureaipass1.jpg ふれあいパスとは、ふれあいパス(バス乗車証)と、JR特殊乗車券(小樽駅〜ほしみ駅・南小樽駅〜塩谷駅)の内、いずれか1つを交付するもの。
 ふれあいパス(バス乗車証)は、ふれあい回数券(1冊10枚綴り1,200円・有効期限あり)を購入し、バス利用時に、同パスを掲示し、1乗車につき同回数券1枚を料金箱に入れる。
 JR特殊乗車券は、1年度につき、小樽駅からほしみ駅は20枚、南小樽駅から塩谷駅は30枚を交付し、有効期限はない。
 現在使っている26年度バス乗車証を持参し、持っていない人やJR特殊乗車券の希望者は、印鑑と身分証明書が必要となる。
 24日(火)は、銭函市民センターで、銭函方面の住民を対象に開かれ、1,259人(JR券493人)に交付した。一番の混雑が予想される25日(水)では、4,000〜4,300人を予想し、蘭島・祝津方面を対象としているが、指定地域以外の住民への交付も受け付けている。
 開始時間前から待つ人もいて、開始から11:30頃までは、ひっきりなしに交付に訪れる人で混雑したが、午後には混雑も解消され、並ぶことなく交付を直ぐに受けることができた。
 昨年度は、市が利用状況を調査するために、ふれあい回数券を購入する際に、ふれあい回数券購入券が必要となったが、4月1日以降に購入する場合は、必要なくなったため、昨年に比べて交付もスムーズだった。
 小樽市福祉部地域福祉課・亀田真澄主査は、「小樽市民への社会参加と活発に活動してもらうために、活用してもらいたい。4月21日までの期間に交付をお願いしたい」と話した。
 なお、土曜日・日曜日除く3月31(火)〜4月21日(火)は、市役所(花園2)本館1階で交付を行っている。
 ふれあいパス交付について