ミスおたる認定式 新たな決意で新旧交代


 一般社団法人小樽観光協会(西條文雪会長)は、2015年度のミスおたる認定式を、3月27日(金)15:30から、運河プラザ(色内2)1番庫ホールで開き、市民・観光客や関係者らが見守る中、正式に2015ミスおたるが誕生した。
2015missotaru1.jpg 3月12日(木)開催の選考審査会で、7名の候補者の中から眞田夏奈衣さん(19・大学生)と菅真奈美さん(24・会社員)の2人が選ばれ、57代目のミスおたるが誕生した。翌日には、市長を表敬訪問し、初お披露目となった。
 認定式の中で、新旧交代式も行われ、2014年度のミスおたる・田中寛子さんと本間美帆さんも出席した。
 中村全博審査委員長は、「今回も昨年と同様、高いレベルでの激戦となり、審査員の目を引いた2人が選ばれ、1年間、小樽を代表する夏・冬のビックイベントや様々な観光キャンペーン、全国各地の物産展において、小樽観光の顔として大いに活躍してもらいたい。絶大なる応援をよろしくお願いしたい。ミスおたるの任務が終了する田中さんと本間さんは、今後とも小樽観光親善大使としての気持ちを持って、ますます活躍してもらいたい」と挨拶した。
2015missotaru3.jpg 1年間活躍した2014年度のミスに花束が贈られ、労いの拍手が沸き起こった。1年を振り返り、田中さんは、「大変実りが多く充実した日々だった。道内外で地元小樽の魅力を伝えさせてもらう機会が多くあり、自分の言葉で小樽の魅力を伝えさせてもらう楽しさは、何ものにも替えがたく、貴重でやりがいのある務めをさせてもらった。この経験は一生の財産となる」と話した。
 本間さんは、「楽しく充実した活動をすることができた。ミスおたるは地域に溶け込み、56代目の歴史の深さを改めて実感し、そのことが活動の支えにもなった。沢山の市民から温かい声援をいただいた。他県からは、素敵な町だと声をかけられた。ミスおたるを経験しなければ感じられなかったことが沢山あった」と思い出を語った。
 続いて、新ミスの菅さんは、「留学を経験して、小樽は小さな町だが、平和で安全で、美味しい食べ物や、歴史・自然が豊かで、人々の愛があふれている町だと感じた。2015missotaru2.jpgこの魅力を世界中の人に知ってもらいたい。ミスおたるになって発信したいとの思いが叶い、この場に立てたことを嬉しく思う。私の言葉で小樽の魅力を伝えていきたい」と話した。
 眞田さんは、「小樽の温かい雰囲気が自分の心の支えになっていた。私の祖父と父が小樽の観光に関わってきたので、私も小樽の観光に携わりたいと、小さい頃から思っていた。今回、ミスおたるになって大変嬉しい。小樽について自身ももっとよく知り、小樽の魅力を伝え、実際に訪れてもらい、素晴らしいところを知ってもらいたいと思う」と決意を新たにした。
 4月27日(月)に入港する「クリスタルシンフォニー」の歓迎式典が初仕事となり、手稲山口イオンの物産展の出席も予定し、小樽の新しい顔としての活躍に期待が寄せられている。
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