中松市長"無念"の退庁! 幹部職員ら見送り

 26日(日)の市長選で、新人森井秀明元市議(42)に大差で敗れた現職の中松義治市長(68)は、市長任期満了日の4月29日(水)が祝日のため、28日(火)16:00過ぎに、4年間親しんだ市長室を出て、正面玄関で幹部職員の見送りを受け、花束を手に小樽市役所を後にした。
mayernakamatsu.jpg 中松市長は、選挙結果を受けて、28日、後志管内の首長ら関係機関を訪問し、退任の挨拶を済ませ、16:00前に市役所市長室に姿を見せた。
 「もう一期で、やりたいこと・やらなければならないことが多々あったのに、やり残したまま市役所を去らなければならなくなったのは、市民のために仕事をしてきただけに誠に残念だ」と無念の表情だった。「これからも小樽に住み続けるので、一市民として小樽を見守っていきたい。ゆっくりして、好きな温泉巡りを楽しみたい」と語った。
 市長室で机の中の書類や私物を整理し、16:00から最後の「部長会」を開いた後、市長室を出て、多くの幹部職員が正面玄関の階段を埋める中、拍手で見送られ、女子職員からの花束を受けて、市長車に乗り込み、市庁舎を出て行った。