街路防犯灯のLED化 小樽市助成説明会開く


 小樽市は、街路防犯灯の老朽化や電気料金の値上げに伴う負担軽減や、不要な街路灯の撤去を推進するため、既存の街路防犯灯を、LED化に改良または撤去する場合の助成説明会を、4月7日(火)から5月11日(月)までの全10回実施する。
LEDjosei.jpg 3回目となる説明会が、14日(火)14:00から、市役所消防庁舎(花園2)6階講堂で実施された。小樽市総連合町会事務局長、小樽市街路防犯灯組合連合会事務局長、北海道電力株式会社小樽支店お客様センター、建設部庶務課担当職員と13町会より20名が出席し、新制度の説明に熱心に聞き入っていた。
 各町会では、街路防犯灯の電気代が町会の支出の大きな割合を占めている。町会の負担を軽減してもらいたという要望を受け、平成27年度から平成29年度の3ヵ年を助成期間とし、新たな助成制度をスタートさせた。町会ですでに設置している水銀灯・蛍光灯・白熱灯をLED化に改良する場合や撤去する場合、上限額はあるが、これまでの助成を引き上げ、市が9割の助成を行い、残りの1割が町会負担とする。
 小樽市建設部・石坂康雄庶務課長は「市内の助成対象の街路防犯灯は、約1万3千灯あると想定。これらをLEDに変えることにより、最終的には電気代を半分以下にし、水銀灯の寿命に比べ、5倍の15年と長くなるなどのメリットが多く、LEDへの移行を3年間円滑に進めたい。書類の作成など多くの負担をかけることとなるが、今後とも理解と協力をお願いしたい」と挨拶した。
 建築部庶務課担当職員が、助成制度についての概要や申請手続きの手順や必要書類の作成について説明。
 計画書と申請書の提出期間を5月11日から8月31日までとし、現地を確認して審査後、申請内容が助成要件に合致していれば、助成金の交付を決定。6月上旬から順次、交付決定通知書を送付する。この交付決定通知書を市から受領するまでは、工事に着手してはならない。受領前に工事を着工すると、助成できなくなる。
 説明会は、1時間ほどで終了し、その後、個別での質問に応じていた。同説明会とは別に、計画書や申請書作成方法等に関する相談会を開催。予約制ではないが、日程が決まっている場合は、担当まで連絡を。
 5月14日(木)9:30~12:00・13:30~16:45 小樽市役所本庁舎別館3階第1委員会室
 5月20日(水)13:30~16:45 塩谷サービスセンター
 5月21日(木)13:30~16:45 銭函市民センター
 5月27日(水)13:30~16:45 小樽市役所本庁舎別館3階第1委員会室
 問合せ 0134-32-4111 内線346・347 小樽市建設部庶務課
 平成27年度既存街路防犯灯のLED化推進等のための助成金交付申請の手引き
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