5/1メーデー万歳! 労働団体がデモ行進

 5月1日”メーデー”は、労働者の国際的祝日。北海道で一番最初となる1926(大正15)年に始めた連合北海道小樽地区連合会では、第86回メーデー大会(磯野康昭実行委員長)を、9:30から色内ふ頭公園で開いた。
mayday1.jpg 大きな旗やのぼりを持った各労働団体が集結。すべての労働者の賃金や労働条件を改善し、安心して暮らせる社会実現のために、団結を宣言した。
 民主党小樽支部代表・池田隆一氏や川澄宗之介道議会議員をはじめ、民主・市民連合議員会の4名の小樽市議会議員、各労働団体関係者等が特設ステージに登壇した。
 今回は、北教祖、自治労、全開発、全水道など21団体610名が参加。「平和を守り、雇用を立て直す みんなの安心のため、さらなる一歩を踏み出そう!」をメインスローガンとした。
 磯野実行委員長は、「目標では、最初の8時間は仕事に、次の8時間は休息に、残りの8時間は、自分達のためにと立ち上がったのが、メーデーの起源。今こそ、メーデーの意義を再認識し、原点に立ち返り団結し、mayday2.jpg組織を強化すること、その力で働く事を軸とする安心社会、安全で安心して暮らせる北海道実現のために、組織の総力をあげて取り組むことを確認し、共に頑張ろう」と挨拶した。
 労働者保護ルールの改悪を阻止する特別決議案の提案説明があり、拍手で採択した。引き続き、磯野実行委員長は団結ガンバロー三唱の音頭をとり、参加者は一斉に声を合わせ力強い声が響き渡った。
 メーデー万才のプラカードを掲げた宣伝カーが先頭となり、参加者が列を作るデモ行進が、10:15に色内埠頭公園をスタート。月見橋を直進、港湾部前港町交差点を右折し、駅前通りを直進し、北陸銀行小樽支店前を左折し、サンモールアーケード街入口で解散となった。色内ふ頭公園周辺やデモ行進のコースは、一時通行止めとなり、渋滞となった。
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